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小説『衝撃の片想い』シンプル版【解説】

【解説】
大長編小説『衝撃の片想い』はフランス文学の会話小説の要素があり、登場人物が哲学を語る長い会話が続く。

また、恋愛小説として妥協なく性描写を描いた。しかも、日本人は敬遠するような過激で濃厚なプレイ。
するしないに関係なく、性愛に関する専門的な言葉が出てくる。そのため、半分は『18禁』。

セックスシーンが無くても言葉だけで、『18禁』になったスピンオフは不本意だけど、本編はあきらかに少年少女には読ませられないし、仮に映像化したなら、セクシー女優がヒロインらを演じないといけないほど。

これから連載する『シンプル版』は、哲学のしつこい会話を削り、セックスシーンを減らし、読みやすくしたものです。

数えきれないほどの伏線はカットせず、すべてが明かされる最終回まで、なんとかまとめたいと思います。

なお、本編『ハード版』はパクり防止のため、有料化しますので、よろしくお願いします。

2023年8月8日 山宮健

【主な登場人物】
佐々木友哉(46) 小説家。
恋人を助けようとして交通事故に遭い、足を悪くする。しかもその恋人が見舞いにこなく、彼女の父親が土下座して謝罪したのを見て、世捨て人になった。だが、少年時代から天才を越えた天才と言われていた彼は、時代を変える英雄になっていく。
奥原ゆう子(27)女優。
日本を代表するトップ女優だが、持病に苦しんでいて一時休養したいと考えていた。そんなある日、「佐々木友哉の秘書になってくれないか」と見知らぬ青年に言われる。
真面目で正義感が強すぎる性格をお喋りで誤魔化しているのを友哉には見抜かれる。何度倒れてもまた立ち上がる『夕映えの兵士』のような友哉に一目惚れしたゆう子。
三年後に死ぬ運命にあるゆう子の三年間の片想いが始まる。
宮脇利恵(25)銀行員
佐々木友哉の新しい彼女。利恵がいるから、ゆう子は片想いになるとも言える。清楚可憐に振る舞い、家事もセックスも上手で読書家。美人でほっそりしたスタイルも抜群。パーフェクトな女だが、強欲な面があり、トラブルも絶えない。
松本涼子(20)アイドル歌手
中学生の時に、学校で虐められていたのを父の友人の友哉がそつなく助ける。それを見て、歳の差もなんのその、友哉のお嫁さんになることを誓うが、世界最強のツンデレとも言われるほど感情の起伏が激しく、ゆう子、利恵を混乱させる。愛憎の女神として君臨。
桜井真一(49)警察官
架空口座とテロリストの疑いで、公安にマークされた友哉の担当。つまり公安警察官。外事に所属。
一流の腕があるのに、友哉にコテンパンにやられてしまい、弱みも握られ、友哉の仲間になってしまう。利恵の親友、小早川淳子に恋をしているが、絶対に恋をしてはいけない女なのに気づかない。
小早川淳子(25)銀行員
利恵の同期。すばる銀行の花だが、人気は利恵の方があり、利恵にコンプレックスがある。
第一部は名前ばかり出てきて、なかなか登場しないばかりか、連続殺人鬼に殺される運命にある。
生きるか死ぬか、だけを見てきた哀しい女。
喜多川晴香(17)高校生
友哉が離婚した元妻との間にもうけた娘。涼子の親友で、父、友哉と涼子を結婚させたい。そのため、ゆう子と仲が悪い。
高校生だが冷静沈着で、父親の友哉が警視庁から指名手配をされても落ち着いている。ファザコン。
トキ・ササキ(年齢不詳)
ゆう子に「佐々木友哉の秘書になってほしい」と頼んだ謎の青年。自称未来人だが、当然、誰も信じない。
ゆう子に、『ゆう子の未来が見える』不思議なデバイス『AZ』を渡す。
リク•ミヌマ(年齢不詳)
トキの右腕。器用に立ち回る天才で、トキと確執があったトキの父親とトキの両方に良い顔を見せていたために孤立してしまう。友哉が使うMarieの素材を発見した男で涼子を愛している。
シンゲン•カゲウラ(リクと同い年)
ゆう子が使うAZの開発者の一人だが、元はトキの側近。
自分の力に溺れてミスを犯してしまい、利恵にすがっている。



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