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有料100円は美術館や展示会場の入場料と同じ意味

【カバー画像はサポートしてくれたかたに送るプリント写真】
フォロワーが急に数万人になり、不正を疑われてインスタを凍結されてから、いったん削除し、インスタを再開したが、私のポートレート作品は、モデルさんにギャラを払って撮影しているのに、インスタでタダ見せになっていた。
インスタは非常に『日記』的なSNSで他のSNSよりも、毎日更新、そして新しい画像が強く求められる事を痛感した。本業がある人がインフルエンサーのようになって、お金を稼ぐことは無理。
ポートレートでいうと、毎日撮らせてくれる女子か一週間分の写真を週一回、撮影させてくれる、専属的なモデルがいて、仕事としての意志疎通が必要になる。自分の彼女が一番楽だが、彼女が「撮られるのも自分を見せるのも好き」という幸運は少ない。
相互無償で撮影しているアマチュアカメラマンは、モデルさんの衣装代や交通費など出してるのだろうか。撮影前に美容院にも行くだろうし、モデルさんはお金はなくならないのか。私にはよく分からない世界です。

インスタに見切りをつけたのは、インスタが嫌いなのではなく、新しいポートレートをどんどん出せなくて、ある日に撮影したポートレート作品三十枚を一ヶ月並べていてもフォロワーは増えないからだ。
インスタは、頻繁に『新しい君』を撮らせてくれる女性が現れるまでは、noteの宣伝用に残した。

そして、noteに移動させたのが、浅川ちひろさんの作品だ。彼女は女優。私はそれをふまえ、撮影の企画をし、ギャラを払い、手間隙かけて撮影する。ヘアメイク以外は私がする。体重以外の彼女のデータはメモしてあり、靴も買う。この赤いスニーカーは私が彼女のマフラーに合わせて買ってきた。

有料に出来ないインスタと違い、noteは様々なパターンの有料にできる。仕事として撮影したポートレートは有料設定が簡単にできるのだ。
100円か200円という低価格は、私は美術館や展示会場の入場料だと思い、設定している。地方なら、お客さんがほとんど来ない小さな美術館もあるはずだ。
写真の個展にしても、友人知人しか来ない事もある。結果、そのスペースに展示した作品たちは、公開しているのに、一部の人間にしか見られない幻の作品にもなりかねない。
インスタのように、スマホを開いたら一秒で見られるわけじゃなく、客は会場に足を運ばないといけないし、誰かがたまたま散歩していた町で、小さな展示会を開催しているのを見かけても、その入口や建物だけ見て通りすぎるのがほとんどだと思う。もし、入場料が500円とかあれば、ほぼ素通りだろう。noteの有料設定もそれと似ている状態になる。

私の地元に、毎月、絵画を展示しているカフェがある。テレビドラマ『石子と羽男』の第一話のロケ舞台になったからびっくりした。ドラマの中で私がよく座る席に有村架純さんが座ってた笑
今日もそのカフェにきていたカップルが、『石子と羽男』の話をしていた。
カフェに入れば最低でも珈琲などは頼まないといけない。550円だとして、仮にそれが絵画を見るための入場料だとする。だが、高額な絵画を買っていく人は毎月、何人いるのだろうか。

私のポートレート作品集も同じだ。
100円で入場してもらい、珈琲の代わりは、モデルさんが女優やら元グラビアアイドルで、またはインスタでは見せにくい作品があるから、それを見てもらう。気にいったらサポートをしてもらう。そうしたら、サポートしてくれた人に好きな作品のプリント写真をプレゼントする。

というシステムにした。

【元グラビアアイドルの子。入場したら一枚一枚、解説がある】

これまでにはポートレート作品集には、サポートはまだない。(noteを経由なしではあった。つまり友人からの直メール)。入場者は地方の、平日の美術館程度だろうか。閲覧数も田舎の商店街にいる人たちより少ない。サポートがないのは、私の作品に魅力がないのか、入場者が少ないからか、「プリント写真はいらない、画像をダウンロードしてプリントする」、ということだろう。noteの画像は10MB以下だから、画質はかなり落として載せるわけだが、Lサイズくらいのプリントなら、勝手にプリントしてそれで十分だろうから。
ちなみに、ダウンロードしてもプリントできないようにしたポートレート作品集の記事は誰も入場してこなかった。
とはいえ、プリンターがない人や高画質じゃないと満足しない人は必ずいるはずで、サポートが入らないのは100円でも入場者が一日に二人くらいだからだ。
まだ、フォロワーも少ないし、これからだと思っている。

◆いま、素人モデルにこだわる理由

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普段は自己啓発をやっていますが、小説、写真が死ぬほど好きです。サポートしていただいたら、どんどん撮影でき、書けます。また、イラストなどの絵も好きなので、表紙に使うクリエイターの方も積極的にサポートしていきます。よろしくお願いします。