いい作品の「アートブック」が好きだという話
絵が美しいアニメーションがめっちゃ好き。
美しければいいっていうか、"私好みの"絵の美しさをしみじみと味わうのが、もうめっちゃ好き。
絵が好き、っていうことを改めて意識するようになったのはここ数年のことで、これはとても意図的な「嗜好」であり、「思考」である。
これも、コーチングを受けたことで自分自身の中から発掘した重要なことの1つだ。
昔、絵を描くことや美術の授業が大好きだった。
大人になるにつれてそんなことを完全に忘れてしまっていたけど、役に立つとか仕事になるとかそういう打算的な判断を抜きにして、「本質的に好きだ」と感じているものを大切にしながら生きていくことが、自分が理想とする人生を送るために何よりも不可欠だ、と思うようになった。
アートとか美術っていうとすごく崇高なイメージだけど、私が魅力を感じているのは、面接やお見合い(?)で遠慮なく語れるような、必ずしもそういう格式高いものではない。
『どろろ』はキャラクターデザインがよかった
去年めっちゃハマったアニメが『どろろ』で、今から思えば(っていうか、『鬼滅の刃』と比べれば笑)アニメの作画がめっちゃくちゃ美しかったのかと言われるとそうでもないような気もするが(すみません)、ストーリーと、世界観と、キャラクターデザインがとても好きだった。
キャラの作画が乱れている回もあったけど(おいw)、背景の美術とか音楽とかはすごくよかった。
これで人生で初めてアニメのBlue-Rayを買った。全24話で5万ちょいした。アニメの円盤ってこんな高いって知らなかった(笑)。
でもアニメの視聴自体は無料だし、素晴らしいアニメーションを制作してくださった制作会社の人たちを応援するつもりで正規購入。
で、気づけば家のブルーレイレコーダーがこわれてて、DVDは再生できるけどブルーレイが再生できなくなって今に至る(見れない笑)。
で、それはそれでいいとして、『どろろ』のキャラクターデザインを担当された漫画家さんの絵がすごく好きだったから、画集とアニメのアートブック的なものを買った。そう、アニメ自体というか、私はそういうのが好き。
キャラクターグッズとかは別にいらないけど、「作品のビジュアルを解説してくれているカラーの公式本」みたいなものがめっちゃ欲しいタイプ。
『鬼滅の刃』は公式ファンブックである程度解説されている
鬼滅の刃も、アニメ化が全部終われば(何年後?)そういうコンプリートブック的なものが発売されるのかもしれないけど、このアニメは社会現象にもなっているくらい大人気すぎるのでめっちゃ高そう笑。買うかはわからない。
アニメ版鬼滅のキャラクターデザインを担当された、松島晃さんが描かれた鬼滅のイラストも、原作の吾峠先生とはちょっと違うニュアンスだけどすごく美しい。
原作は頭身が低めで顔も幼めだけど、アニメはもうちょっとみんなキリッとしてる感じだね。一番わかりやすいのが義勇さんの横顔。でもどっちもいいと思う。
最初原作を読んでいたときはなんとも言えない絵柄だな〜と思ってたけど(すいません)、中盤くらいからやっぱり絵柄もどんどん変わってきて(でも大きく印象が変わるほどではない)、後半は絵の表現も全部すごくよかった。だから今は原作の絵すごく好き。
『スラムダンク』の井上武彦先生みたいに、画集出してくれ〜!!って思ってる。
まあでもこれまでのコミックスの表紙絵や、巻頭カラーの絵とかは全部すでに発売されている公式ファンブックに掲載されてしまっていて、これが出版されてから最終回までに残されている話数もかなり少ないので、改めてこういう設定裏話やこれまでのビジュアルを再編成した本が出るのか?と言われればちょっと疑問。いや、稼げるなら全然出るかもしれないけどw
しいていえば、みんなもレビューに書いているけど、こんなに内容多くてカラーイラストも全部載せるのであれば、コミックスサイズじゃなくてもうちょっと大きいサイズの本にして欲しかった。絵も字もちっちゃい!あと1000円高くてもいいから、もうちょっと大きく印刷してほしかったなー。読めるけど。
ということで、話が右往左往してるけど、『鬼滅の刃』のアニメ版の公式ビジュアルブックみたいなのができたらいいな。と、今のところ思ってる。買うかはわからないけど・・・笑。
本棚にアートブック
先日映画館で見て、私の中のNo.1ジブリ映画に成り上がった『千と千尋の神隠し』の公式アートブックもネットで購入した。千と千尋は、絵がめちゃくちゃ美しかったから。届くのが楽しみー。
引っ越しが大変になるからあんまり物を増やしたり何かをコレクションしたりするのは好きではないけど、気に入った作品のアートブックとかは、本当に欲しかったらもう買おうと思ってる。自分の心を満たしてくれるなら、買うべきでしょ!
そういうお気に入りのビジュアルが自宅のデスクの隣の本棚に並んでいて、気が向けばいつでも手を伸ばして眺められるってだけで、なんかすごく幸せなんだよね。
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