好きなことをやる これがぶれない軸づくりの最優先条件
前回の大方針で、最終目的の有料コンテンツの内容から逆算して、無料部分のnote、ツイッターでのツイートにビジッと1本筋を通すこと、ターゲティングの軸をぶらさないことの重要性を分かっていただきました。
では、そのターゲティングの軸をぶらさないために必須の核の部分、最終目的である有料コンテンツは、どのように考えて構想したら良いのでしょうか。今回は確実にぶれない軸を作るためのマインド部分をお伝えします。
大前提として有料コンテンツは好きなことを提供する
noteでの有料コンテンツは、自分の提供したいもの、自分の好きなものを提供しましょう。
noteでの有料コンテンツ販売方針は、会社での仕事とはまるで違います。
会社の仕事は諸般の事情によって、必ずしも自分の大好きな仕事でない場合もあります。自社の製品も自分自身が大好きでしょうがないから売っている、これが理想かもしれません。しかしそういういうわけでもない、そんな場合もあるでしょう。いえ、ほとんど大半の方がそうかも知れません。
しかし、noteという場所に、その会社の論理を持ち込んでしまってはいけません。
これは持ち込まないほうがいい、その方が楽しいとかそういう話ではありません。確かにそれもそうなのですが、それ以上に自分がお金をもらいたいものが自分の好きなものでない場合、その有料コンテンツは誰も買いません。
noteで有料コンテンツを買う人は楽しくて買っている
例えば、noteで自分の作った楽曲をYou Tubeにアップロードして、有料noteで提供するとします。音楽のクオリティという、ただその1点だけに絞って考えれば、これは負け戦です。
著名なスタジオミュージシャンや音響設備のいい録音スタジオ、腕のいいミキサーが普通にいる、メジャーレーベルでCDを作ったプロの作品に勝てません。
しかし、noteで有料の楽曲を手に入れようと考える人は、そうした音楽のクオリティだけを求めているのではありません。
もっと別の楽しみを求めているのです。まずはそこに目を向けることが大切です。
noteで有料コンテンツを購入する人が 求めているものとは
noteで有料コンテンツを購入する人は、CDを買うときとはまったく違う動機で楽曲を手に入れたいと思っています。
そのnoteを書いているクリエーターの音楽に対する真摯な取り組み方や、楽曲に対する思い入れ、さらには無料ノートで何気なく語られるそのアーティストの人生観、こうしたものを楽曲の歌詞の中に、そして曲の中に聴いて大満足なのです。
けっしてアマチュアだから安く音楽が聴ける、CD買うよりnoteの方が安い、このような理由では有料コンテンツは購入しません。
断言しますが、ツイッターで宣伝して、間違って有料noteのコンテンツ部分までやってきても、最終的には購入しません。
プロとは違ったプロモーションが不可欠
あなたはまだ、数万人を動員できるコンサートを開催していません。
そしてCD並の、そしてCDで提供されているプロの、プロレベルの楽曲はYou Tubeで無料で楽しむことができます。
でも、安心して下さい。
あなたの楽曲を聞きたい人は、曲そのものではなくて、その曲を作り、演奏しているあなたを買っているのです。
ここから先は
¥ 300
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?