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『SHIROBAKO』を観て心に響いた言葉

アニメ『SHIROBAKO』全24話を観ました。
主人公の宮森あおいは短大を卒業後の入社2年目で、社会人歴が同じ自分としてはいろいろ刺激になりました。

-SHIROBAKOとは-
アニメ業界にスポットを当て日々起こるトラブルや、クリエイティブな仕事ゆえに起こる葛藤や挫折、集団で作るからこそ起こる結束や衝突といったアニメ業界の日常を描いた群像劇作品である。

TVアニメ「SHIROBAKO」公式サイト

印象に残った言葉

「僕は才能って言うのは、何より先ずチャンスを掴む握力と失敗から学べる冷静さだと思う。 僕は僕より上手い人間が、僅かな自意識過剰やつまらない遠慮のせいでチャンスを取り零してきたのを何度も見た。 惜しいと思うよ。未だにね。」

22話 「ノアは下着です。」より杉江のセリフ

このセリフを聞けたことが、このアニメを観て良かったと思う理由の一つ。
常に謙虚でありながら、チャレンジをしていく姿勢で何事も望みたいと思いました。

いいよな女は。おっさんにちょっといい顔すりゃ何でもやらせてもらえるし、何でも思い通りになるもんな。ちゃんと仕事してんのにチャンスもらえない人間がどれだけいると思ってんだ。素人がこの仕事なめてんじゃねぇぞ。

20話 「がんばりマスタング!」より平岡のセリフ

自分は高圧的で舌打ちばかりしている平岡の事が全く好きになれませんでしたが、このセリフは特に印象に残りました。
仕事がうまくいかず、どこか余裕がない人間は、大きな括りで人を批判したり、妬んだりしますよね。
なんだか最近自分も心に余裕がなく、ステレオタイプで人を批判してしまっています。例えば顔がいいからモテるだけだとか…(他にもいろいろ思うところがありますがコンプラ的に省略します)
でも結局のところ、何かを成し遂げよう、成し遂げている人は精一杯頑張っているし、何かしら行動をしているんですよね。
自分も平岡のようにならないように常に心に余裕をもちたいと思いました。

「そのとき理解したのです。全てにハイハイと頷いていてはいけないのだと。クリエイターは誰しも、繊細で傷つきやすい心を持っている。しかし絶えず批評、駄目出し、注文を付けられる。だから自分を守るために、私は鎧をまとったのです。」

「誰にだってあります。つらい時期の無い職業なんてありません。ですから後は、屈辱をバネに、どれだけ自分が頑張れるかです。」

16話「ちゃぶだい返し」より小笠原のセリフ

自分も最近上司から曖昧な仕事の指示を受けるけど、気が弱いからハイハイと答えてしまうんですよね…。
最近前の部署のとても仕事ができる上司から以下のようなチャットがきました。
「若いのにそんなに上司に気を使ってはいけません。正論かどうかではなく、意見は伝えるべきです。---まずは情報交換やコミュニティに飛び込んでみてください。」

あと1年この上司の元で働きたかった…!
「正論かどうかではなく、意見は伝えるべき。」これはまさにそうだと思います。意見は何も言わないのに、後になって決定事項に文句言う人いますよね…(自分も人のこと言えないのですが)
結局自分も事業を進めていく一員であるのだから、積極的に意見は言おうと思います。自分が納得して業務を進められる方がモチベーションも上がりますしね。でも生意気な新人だと目を付けられるのも嫌なので塩梅が難しいですね…。

社会人になってから『SHIROBAKO』を視聴してよかったです。
仕事をする上でのモチベーションが湧きますので、未視聴の方は是非チェックしてください!

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