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【学び】0歳と3歳の子育て中の私が、1ヶ月でFP2級に合格した方法

去年(2023年)9月にFP3級を受験、
その4ヶ月後の今年(2024年)1月にFP2級を受験、
両方とも無事に一回で合格できました。

3級は1ヶ月前の8月あたまから。(年少娘の夏休みで、1か月以上幼稚園がお休みだったのでなかなかきつかった😂)
2級に関しては娘の冬休みが終わった3週間前からスタートさせました。

私の勉強時間は、一般的に必要とされている勉強時間よりも少ないと思います。

試験1週間前を除いて、勉強は子供たちが寝ついた後の1時間ちょっと、
試験1週間前はそれに加えて、0歳息子のお昼寝時間(1時間半)を勉強しました。あと試験前日は、1日夫に子供たちを見てもらい、勉強に費やすことができました。


会計士試験で税金関係は少しかじっていたので、その辺の理解が早かったというのは少し影響していると思いますが、
それよりも選択と集中を徹底したことが最大の要因と思っています。
以下でその具体的な勉強方法と、勝因となったと思うことを記載します。



1. 試験に申し込む(まず課金する)

子どもが生まれてから、自分の収入も家族のお金という認識が生まれ、自分で自由に使えるお金というものがなくなりました。収入が減る一方で支出は増えるので、お金の価値が自分の中でグンと高まりました(もったいない使い方は絶対避けたい!)。これを利用してモチベーションに繋げました。
勉強を始める前に、試験に申し込んでしまう。これで後戻りできない状況に自分を追い込みました。受験料だけでそれぞれ一万円近くします。合格して再受験は絶対に避けたいと思うことができました。


2.学習ロードマップを決める

試験本番までの動きをざっくり決めました。



私の学習ロードマップ

  1. テキストを通読

  2. 過去問を直近5回分解く

たったこれだけなので、無くても問題ないのではと思うかもしれませんが、この流れを決めておくことで、脇道に逸れることを防ぐことができます
いざ勉強をスタートさせると目の前のことに集中するので、途中で今やっていることに飽きて、浮気(他の参考書に手をだす、当初予定していなかった問題集に手をつけたくなる、etc)したくなったりします。
私はまずこのロードマップをテキストの最初のページに書いておき、浮気心が湧いたらこのロードマップを見て、脇道に逸れないように気を付けました。もちろん、しっかりとした理由があって、当初から作戦変更をするという場合は除きます。

3.教材を絞る(市販の参考書1冊+過去問5回分)

教材はこれと決めた市販の参考書1冊と過去問直近5回分と決めました。書店には頻出問題集とかたくさん置かれていますが、それらには間違っても手は出さないと決めました(これ重要!!)。時間もないし。
あれこれ新規の問題集に手を付けても、それが身になり試験本番で確実に得点できるほどの知識にならなければ、全くの無駄でしかありませんから。
教材は最小限に絞りそれらを確実に吸収する、というのはあらゆる試験で重要と思います。
私が使用した参考書
最新版(2024年6月現在)はこちら↓



4.YouTubeを活用(家事しながらインプット&アウトプット)

今はとても便利な時代です。
メジャーな試験の解説動画はYouTubeに山ほど転がっており、それらに無料でアクセスできる。しかも一問一答聞き流し動画なら、家事をしながらインプット&アウトプットができます!本当に助けられました。また参考書をいくら読んでもイマイチ理解できない論点は、YouTubeの解説動画で補強しました。(年金、遺族給付あたりが苦手だったので「ほんださん / 東大式FPチャンネル」で補強しました)。

私が利用したチャンネル↓
なかちの解説チャンネル 
https://www.youtube.com/@nakachi2023

「ほんださん / 東大式FPチャンネル」 https://www.youtube.com/@HondaFP

5.その日学んだことは翌日にも目を通し、記憶の定着を計る

日々新しい知識を学んでいくと思いますが、放置すれば翌日には忘れています。(エビングハウスの忘却曲線)勉強時間が限られている中で、学んでもその都度右から左へと知識が流れて行ってしまっては、あまりにもったいないです。それを防ぐため、その日学んだことは付箋を貼ってわかるようにしておき、翌日勉強をスタートするときは、まず最初にさらっとでも目を通してから、新しい知識を勉強していくようにしていました。そうすることで、知識が抜け落ちていくのをだいぶ防ぐことができ、短期間での合格に大きく貢献してくれたと思います。
新しく学んだ知識は縦に付箋を貼り、翌日確認したら横に付箋を貼り直しました。
結果、写真のように付箋だらけになりますが、試験当日でも見直すとこは付箋が貼ってるとこだけ!と割り切ることができます。

6.過去問(直近5回分)で演習

演習は過去問で十分です。
市販の予想問題集とかは逆に遠回りです。
過去問だけで、知識のインプットができ、本番の試験の癖を自然に習得し、得点力も身につけることができます。市販の問題集に慣れてしまうと、いざ本番で試験を受けたときに違和感を抱き、力を発揮できないというリスクを抱えてしまいます。


私はさらっとテキストを通読したら、スカスカの知識のまま早速過去問を解き始めました。一回目はもんのすごっく時間がかかります・・・(汗)
一問を解き、答えを確認、テキストで該当箇所を読み直し理解する、という流れをすべての問いにおいて行うからです。軽く2週間はかかりました。(えww)間に合うわけね―じゃん!と思って超絶焦るのですが、2回目、3回目と回を追うごとにスピードは超加速していきます!結局、頻出問題というのはあり、回を追うごとに「あ、またここの論点聞かれてる!」となるわけです。そうこうしているうちに得点力はグングンついてきて、試験前日には(1週間前は全く得点できず不安だらけだったのに)、自信すら湧いてくる状態になっていました。

7.過去問で出題された部分だけ学習する

テキストは通読する程度、あとは過去問で問われたとこだけ暗記するスタイルをとっていると、テキストで全く印なしのノーマークのところがでてきます。(私は過去問で出たところは蛍光ペンで引く等、必ず足跡を残しています)そういうところは、パラパラとテキストをめくっていると気になります。笑 「あーここやってないなあ」なって思ってしまいます。しかしその部分は一切見ない、暗記しようとしない、完全無視のスタイルを取りました。過去問で出ていないんだったら、今後はほぼ出ませんからね。出ても頻出じゃない。それが出て得点できなかったところで、合否には影響しません。それより頻出論点を確実に得点できるかが、合否を左右します。


以上、私の独断と偏見でまとめてみました。こうやって見てみると、本当に勉強しなければいけない量って実はそんなにないって思えてきませんか。

どなたかの参考になれば幸いです。


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