マイナポータルでの確定申告が便利すぎたよ。って話
雪国からこんにちは!ゆっこめんです。
先月やった確定申告の還付金が振り込まれていたので、初めてマイナポータルで確定申告をした話を書こうかなとおもいます。
確定申告自体は2回目ですが、前回は会場で税理士さんにぶん投げ&丸投げだったので、ほぼ初めての確定申告です。
医療費控除の機能が神すぎた
個人的になにがよかったかって、先に結論を言ってしまうと、この見出し通り。
なので、薬も買わないし病院も行かないよっていう健康優良な方にはこれは関係ないかも…
私は定期的に心療内科に通っているのですが、それに加えてここ数年は歯列矯正の通院もしています。
しかもこの歯列矯正が保険適用(手術&入院前提)での治療なので、医療費控除の対象に含まれます。
そうすると、ざっくりと月に2つの病院×薬代がチリツモとなって、そこそこの金額になるんです。
で、その医療費控除のなかでも素晴らしくよかった機能がありまして、それは…
【医療費のお知らせ】に載らない医療費も反映してくれる
ことです。医療機関を受診すると、加入している保健組合から【医療費のお知らせ】が届きます。
通院ごとの領収書を保管・計算してもいいですが、それだと管理が大変なので、医療費控除をするときには一覧で金額がわかる【医療費のお知らせ】を使う方もいるとおもいます。
でもこれって、集計するタイミングの都合上、受診したものすべてが載るわけではないんですよね。
なので、その掲載されていない期間の分は結局、領収書を取っておいてあつめて計算して…ということが必要になります。
掲載されていない年末年始までの分は例年2月9日(多少前後かも)になれば確定されるので、マイナポータルにはそれも反映されます。
しかし、私の【医療費のお知らせ】には、心療内科の受診歴が記載されていませんでした。心療内科で処方された薬を受け取る薬局の分は掲載されているにも関わらず、心療内科の分だけが記載されていませんでした。
どうやら、心療内科は通院歴のなかでもさらにデリケートな科目になるから掲載しないそうです(そんなものを大公開している私って…)。
しかし…
しかしですよ…っ!?
マイナポータルでは、そのデリケートでセンシティブな心療内科の分も、掲載して計算してくれているんです…ッ!!!
病院の窓口で出しているのはマイナンバーカードではなくいままでの保健証ですが、全部連携されています!(マイナポータルで連携しかたからかな…すみませんそこはちょっとわからない)
なので、通院多い&【医療費控除のお知らせ】にすべての受診が掲載されない私にとって、マイナポータルでの確定申告はとっても便利なものでした*
そもそも確定申告するに至った経緯
私が2023年分で行なう必要があった確定申告は次のふたつでした。
ふるさと納税
医療費控除
ふるさと納税は大抵の場合、「ワンストップ特例が便利でっせ~」と案内されていて、私も申し込んだときは、ワンストップ特例で申請していました。
ですが、自分が受けている歯列矯正が保険適用だと途中で知り(一般的な歯列矯正は自由診療の治療で医療費控除の対象にはならないので驚きました)、かつ2024年年始に手術&入院が確定しており、確実に保険適用かつ医療費10万円超えると思ったので、2024年分の確定申告リハーサルとしてやってみることにしたのでした。
歯列矯正が自由診療だったら、心療内科だけでは10万円に届かないので確定申告してなかったとおもいます。
※なぜ私の歯列矯正が保険適用なのかは別記事で書く予定です。
医療費控除だけでなく、なにかしらの理由で確定申告をする場合、ふるさと納税のワンストップ特例の申請が無効になるので、ふるさと納税の寄付金控除額も計算する必要になりました。
なので、私は【ふるさと納税】と【医療費控除】のふたつで確定申告をしました。
税理士さんのYouTube動画解説を見ながら確定申告
確定申告というと、書類あつめたり計算したりしなくちゃいけなくてめんどくさそう…なイメージが、私にもありました。
でも、マイナポータルとe-TAXを連携させると、そのあたりを全部勝手に反映してくれるんです…!
ただ、その連携の仕方などすこしわかりにくいこともあったので、それは税理士さんのYouTube動画の解説を見ながら進めました。何人か見たけど、リンクした税理士さんの動画が私は一番理解しやすかったです。
まとめ
【医療費のお知らせ】に載らない科目を受診しているひとには特に便利
2月10日前後に前年の医療費が確定するので、それを期間内に確定申告する
元気なうちに、便利の準備はやっておけ!
今回医療費控除をやっておもったのですが、これ私よりも通院したり身体に不自由ある方って、よっぽど確定申告しないといけないのにマイナポータルなくてどれだけ大変だったんだろう…ってこと。
マイナンバーカードのおかげで住民票をコンビニで発行できたり、めちゃくちゃ便利で感動しました。
でも、それって元気に動き回ったり、新しい技術を理解できる状態のうちに使える状態にしておいたからなんですよね。
たぶん、本当に必要な状態の「いざ」ってときには、もう準備するには遅すぎるんじゃないかとおもっています。「まだいいかなー」「いつかやろう」くらいのときが、やりどきかなとおもいます。
時給換算すると調べたりこの記事書いたりも含めると、還付金はマイナスの金額なんですが、税制の仕組みやマイナポータルの利便性を知ることができてとてもよかったです。
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