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手術後8ヶ月、卒業!

昨日は1ヶ月半ぶりの筋力測定でした。🦵

右(健側)の最大筋力の8割を、左(患側)が超えることが試合形式の練習に合流できる目安です。
前回(5月末)の測定では大腿四頭筋が81%、ハムストリングスが54%で圧倒的不合格でした。

今回の結果は、

大腿四頭筋87%、ハムストリングス97%

でした。

腿前裏ともに、前回より健側の最大筋力も上がっていたので、この1ヶ月半で目指していた目標に到達できました。
この結果をもって、執刀医の先生からは完全復帰の許可をもらい、通院は卒業になりました😊
入院中や検診でお世話になった先生たちに挨拶をして帰りました。

ここ1ヶ月半は本当に、取り憑かれたように、しっかりやってきたので正直ほっとしました。

しかし、結果をだして卒業できたことは自分が想像していたよりも嬉しくはなくて、「やっと、ここからだ。」と改めて気が引き締まりました。

復帰後の大きな目標があって、今回の筋力テストに合格することはその達成のための手段であり、通過点の1つでしかないことを潜在的に自覚できているんだなと思えました。

とはいいつつも、目標から逆算した通過点をしっかりクリアできたことは、次の通過点を目指すうえで自信になります。今まで、小さなそれを何度も積み重ねて8ヶ月のリハビリ期間を過ごしてきました。
術後痩せ細ってカリッカリになった時を思い出すと、ちゃんと前に進んでるなと思えます。

卒業ですー!と言ってますが、

このとおり↑、動作リハビリはまだ卒業できません。

というのも、数字的な筋力の復帰レベルに対して、自分の感覚的にはまだまだ気持ち悪さや動作の不安定性が残っているのと、毎週治療とリハビリをお願いしている方の目から見ても、まだポンコツという判定だからです。

筋力もまだ完全ではないので、高負荷のトレーニングをした翌日などは膝の皿周りに水が溜まってプクプクに腫れて動きにくくなって、痛みます。

試合形式の練習への復帰が許可されたので、動作、筋力、気持ちを上手く擦り合わせながら、痛みとも付き合って、今まで以上に加速度的に成長したいです。

昨日は筋力、今日は上の写真の片足SQジャンプのチェックなどをした後、3種目測定しました。

①片足1段跳び②片足3段跳び③片足30secジャンプ
それぞれ以下の結果でした。
①81%(129/159)②87%(354/405)③95%(41/43)

数字としては悪くないものの、自分の感覚的には健側の半分くらいしか力が出せていない感じがしています。



ここから先は感覚の話です。

「感覚」を戻したり創るのはとても難しいなぁ、と日々思っていますが、一回一回の動作で丁寧に自分のイメージと擦り合わせることを繰り返していると、ある日ふとした瞬間に無意識のレベルで「感覚的に」その動きがピタッとはまる時があります。
根気が必要ですがとても面白いです。
もっと運動神経がよかったら簡単にできるんだろうなと虚しくなる時もありますが、それを超えるくらいは面白いです。

ただ、自分がはまった感覚が正解とは限らないので、然るべき人からフィードバックをもらうことが大切だなと思っています。
仕事の都合やリハビリを見てもらっている病院が遠いといった理由で、見てもらえるのは週1、2回ですが、そこは発表会的な場として捉えています。
前回教わったポイントを1週間で自分の動きに落とし込んで、次回見てもらう、を繰り返すのは結構面白いです。

こうやって書いていると、しんどいことも案外、面白がって乗り越えてきたんだなと自覚できて、それもまた面白いです。

たくさんの人に支えてもらえることに、感謝の気持ちをもって、粛々と、でも面白がりながら、良い準備をしていきます。

次回: 試合形式の練習に復帰

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