オーダー水彩画のサイトオープンと、特徴に込めた想い
夢の1つであったオーダー水彩画のサイトを、ついにオープンしました!
構想から半年…とっても時間がかかりましたがようやく形にできました。
まだまだ完璧ではないのですが、オープンしてからがスタートだと考えて「エイヤ!」と始めてみました。
サイトには色んな気持ちを込めました。
オーダー水彩画の特徴というより、といいつつ自分が絵を描く理由に近いものが特徴に込められています。
あなたの感情を表現する、水彩画
私は絵はもともと好きでしたが「絵を描きたい」ということが動機で描き始めたというより、大切な人と過ごす中で見つけた、愛しいと思う瞬間を残したい、忘れたくないという気持ちが動機となり、結果として水彩画で表現することを選択しています。
以前、オーダー水彩画を受けた際に忘れられない経験をしました。
絵に込めたい気持ちを伺い、その言葉を心の中で反芻しながら、ある人の心に残したい瞬間を形にすることはなんて尊い行為なんだろうととても幸せに思ったのです。
「これは泣いていた息子が抱っこして泣き止んだ表情です。泣いてしまった息子は、私たちが抱っこすれば当たり前のようにその温もりに安堵した様子を見せてくれます。
だけど、その当たり前はもしかしたら短い時間なのかもしれない。いつか困難に一人で闘わないといけない時がくる。短い時間なのであれば、それまでなるべく多く抱っこしたいと思いました。」
きっとyukkoの絵に興味を持っていただける方は「似顔絵が欲しい」という気持ち以上に「大切な人との時間を心に残したい」という気持ちを持たれているのだと思います。よかったらそのお手伝いをできると嬉しいです。
柔らかな肌を表現する、瑞々しい色合い
「触り心地ってどうして残せないんだろう」
これは、私自身が大切な人の頬を撫でながら、よく思うことです。
水彩画は、淡い色の重なりや水彩絵の具の滲みや掠れによって、
なんでか温かくて柔らかくて匂いがする、そんな肌触りのある作品になるような気がしています。
そしてハッキリと色を塗るようにイラストと異なり、少しの儚さと愛おしさも表現してくれるように感じます。
記憶の中や、夢の中だけにある光景も
昨年冬に北海道に住むひいおばあちゃんに向けて絵を描きました。
諸事情があり会えない環境が続いていたため生まれた次男とはまだ会えていなかったのですが、抱きしめて頬を寄せ合う絵を贈りました。
ひいおばあちゃんを大好きに思う息子たちの気持ちと、嬉しそうなひいおばちゃんの笑顔が絵を通じてつながった瞬間でした。
きっと今も様々な事情で会えない方もあるかと思います。物理的な、時間的な距離があったとてしても、大切な方と大切な方をつなぐような絵をお届けできたらとも思います。
また、私は記憶の中の光景を絵に描くことも多いです。たとえば寝かしつけの時、真っ暗な部屋の中で決して写真には映ることはないけれど、月明かりに浴びた息子の姿を美しいと思ったことがあります。
写真には残っていないけれど記憶に残したい光景があれば、ぜひ聞かせて欲しいです。
正直なところイメージを形にするため、ご依頼者の方のイメージ通りとならないこともあるかもしれません。だけどいつかその記憶の中の美しい光景が消えてしまう前に、複数の参考写真や情報をもとに、大切な気持ちを形にすることを一番に、お手伝いできたら幸せに思います。
サイトをオープンして、さっそくオーダーをいただきました。嬉しさと同時に確かな責任を感じています。託していただいた想いを必ず形にしてお届けしますので、楽しみにまっていただけると幸いです。
そして、このような挑戦を応援してくれた家族、友人、フォロワーの方々、メンバーシップの皆さん本当にありがとうございます。
サポートいただいたら息子とのお出かけに使いたいと思います、そしたらまた絵を描きたいと思います✨