夏

夏の終わりまで【歌詞】

通りすがりの雨に打たれて笑っている 君は
不機嫌な顔で笑う僕を追い越していく

曖昧な言葉ですら
伝えられそうにないけど

夏のにおいが近づいてる
そんなの分かってるけど
幼い君はそのまま何も知らずに
その手を掴んでいて

遠い世界に伝わるオトギバナシだって 君は
ゴキゲンな声で歌う僕をバカにしている

曖昧な言葉でさえ
伝えられそうにないけど

夏のにおいが遠ざかってる
そんなの分かってるけど
醒めない夢はこのまま何も言わずに
ここから消えてしまうよ

南風が吹いて
少し汗ばんでいるみたい
冷たいラムネを飲んで
君の名前を呼んで
海へ行こう

夏のにおいが近づいてる
そんなの分かってるけど
幼い君はそのまま何も知らずに
この手を掴んで

夏の終わりが近づいてる
そんなの分かってるけど
涙がこぼれそうでも何も言わずに
その手を掴んで笑っていよう

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