2020年書初め 〜スマホメモ紹介〜

#note書き初め とあったので、自分も書いてみることにしました。
駄文・短文ですがお付き合い頂けると嬉しいです。

私は色々な本やSNSでグッとくる一文や為になる一文をスマホにメモしています。
今日はそれを一つ紹介します。
年始にピッタリな一文です。


「基礎や日常を疎かにしない。1日1日の積み重ね」

この言葉は2019年の年末に大学の同級生の方と話していて聞いた言葉です。
彼は私の同級生ではありますが、年齢は4つ上。別の4年制大学を卒業後、体育の教員免許を取るために編入した経歴をもつとてもバイタリティのある方です。

彼は今とある高校のスポーツ科の担任で、自身でも部活の指導を行なっています(しかも自分が競技経験のないアメフト部とのこと!)
スポーツ科ということで、将来はトップアスリートやプロ選手を目指す生徒が多いとのこと。
しかし、部活に打ち込むのは良いのですが普段の授業態度が良くないこともあるようです。

時には生徒を厳しく指導したり、良い方向に向かうよう諭すこともあるそうですが、その際にこの言葉を伝えるそうです。

「俺はプロやトップの世界はわからない。だが、プロの世界に進む人たちは皆基礎が出来ている。他の人達より基礎ができているからこそ他の技術を伸ばすことができる。そう考えた時に皆がすべき事は何か?今自分が出来ること、基礎や日常を疎かにしないこと。1日1日の積み重ねじゃないか?」

なぜこの言葉が生徒たちに刺さるのか。
それは、彼自身が誰よりも努力しているからです。
授業はもちろん、空いた時間には自身のトレーニングに時間を費やし、部活で行う持久走やフィジカル系のトレーニングでは生徒よりも良い成績を残すとのこと。
自らが模範となり、1日1日の積み重ねの結果を成果として示しているのです。
また、彼は併せてこのようなことを伝えてくれました。

「例えば、一枚の紙は薄っぺらだし簡単に破けてしまう。しかしこれが100枚積み重なったらどうなる?簡単には破けないだろう。1枚1枚積み重ねることで大きな力になる」

その言葉自体はどこかで聞いたことのあるものだったとしても、普段の生活の中で意識している人はどれくらいいるのでしょうか。
そこに気づくことができる、実践することができるかでいずれは大きな差になるのだと彼の言葉を聞いて、改めて気づかせてくれました。


今年の抱負は、「一年の目標を立てない」

一年という単位で大きな目標を掲げるのは良いことです。
ただ、私は昨年末にこの言葉に出会って一年の目標や抱負を掲げることを止めました。
むしろ、「一年の目標を立てない」という抱負を掲げました。
今までは目標を立てても振り返ることを忘れるくらいに日常に忙殺されていたので、今年は大きな目標を立てず、1ヶ月や1週間、1日といった小さな単位で目標を立ててクリアできるようにフォーカスしていきたいと思います。

小さな目標をたくさんクリアしたその先に、自分のやりたいことやなりたい姿、あるべき状態に「気がついたら既になっていた」と言えるようコツコツ積み重ねていきます。

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