【人生映画ざんまい】

今回紹介する作品は
『ヘレディタリー/継承』
監督はアリ・アスター
ジャンルはホラーです。

きっと、この監督サイコパスだろうなどと思うような作品が多いんじゃないでしょうか。
話題になった作品には『ミッドサマー』がありますね。

今回の作品は、とにかく恐ろしいです。
ショッキングなシーンが多くあります。
①妹の悲惨な死
まずは、なんといっても交通事故の悲惨なシーンですね。
妹のチャーリーがナッツのアレルギーによってうまく息ができない状態に陥るところから始まります。
問題のシーンはご自身の判断で視聴してください。
②父親の焼死体
問題だと思われるノートを暖炉に入れると同時に燃える父親。
黒焦げの状態をおぞましく思います。
③母親の首切断
何かに取り憑かれた母親の奇怪な行動がゾッとします。
宙吊りになりながら、ワイヤーのようなものでギコギコギコギコ。
どうなるかは想像つきますよね?

代表的なシーンをあげると以上の3つのシーンですかね。
観ると辛いシーンなので、耐性がない方は遠慮してください。

個人的に鳥肌が立ったシーンは、母親の思いがどんどん吐露される食卓のシーンです。
長男のピーターに込み上げてくる怒りや憎しみなどの不満が爆発して、人間を描いているシーンが一番ゾッとしました。
更に、妹チャーリーの死に嘆く母親の泣き叫ぶ声に胸が締め付けられます。

以上の2点も、個人的には恐ろしく鳥肌が立ったシーンでした。
母親のアニー役の方トニ・コレットさんは、演技すごいです。

総合的に見て、惹き立つシーンに恐怖を持ってくる構成や演出、演技がよくて、常に恐ろしいと感じる作品です。
ショッキングなシーンはもちろん、人間のやりとりや、全体を構成してる得体の知れない存在の恐怖など、観ていてドキドキさせられる作品なので、一度は視聴してみてください。

アリ・アスター作品にはこれからも恐怖が付き纏いそうです。
楽しみに期待していきたいと思います。

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