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青地に白抜きの無機物に沿って今日も僕らは進んでく 誰かがお前をせせら笑っても今ではなんと…
ぎゅっと抱きつき匂いをたしかめ 銀の天使をつかまえる つるっつるに濡れた床をすべるように進…
君にもらった綺麗な石ころ その正体は瑠璃なんだって 気づくのがあまりに遅すぎたんだ 波涛の…
緑色の月青い太陽 あの子はほんとになんでもありだな 僕もおんなじもんだとみんなは にやにや…
白磁に汚泥が飛散する 君はその瞬間を目に焼き付ける 遠い記憶が蘇って潮のように満ちていく …
あの日電車の中で初めて会った時のこと 塵一つ寄せつけないほどの厳かさで君は春琴抄を読んで…