「高配当株投資」はじめました

「NISA」や「iDeco」などを利用して「インデックス運用」(日経平均株価やTOPIXといった指数の値動きに連動した運用成果を目指すもの)を昨年より初めたのですが、長期で複利効果を狙って積み立てて寝かせる方法なので、何も考えず手間もかからないのがメリットではあるのですが、正直つまらないんですよね。。

将来のお金を蓄えるために、リスクやコストを最小に抑える手段ではあるので正当法ではあるのですが、いまいち今の生活がよくなっている実感がわかないのが欠点。

投資には、資産拡大を重視する投資と、キャッシュフロー拡大を重視する投資の2種類あるそうで、「インデックス投資」は、将来的にみて資産は一番大きくなりますが、目先の生活がよくなるわけではありません。また、60才までコツコツためていても、60才以降でできることと、今できることの差は大きいと思います。長生きできる保証もないですし、今お金があればできることが広がることもあり、配当や株主優待などで毎年のキャッシュフローが改善され、日々の生活がよくなっている実感がわく「高配当株投資(アクティブ投資)」に興味を持ったわけです。

もちろん、資産拡大を第一に考えるのであれば、「インデックス投資」が早いですし、銘柄を選ぶ時間やポートフォリオを組み替える必要もないので楽だと思います。どちらがいいかは個人の考え方に大きく左右されるかと思います。メリット・デメリットを理解した上で選択するのが大事かと思います。

ちょうど株式市場の大暴落したタイミングもあり、インカムゲイン(配当金)を得るために、個別株をいくらか買ってみました。新型コロナウィルスの影響は、まだ1〜2年は続くと言われている中、さらに暴落する懸念は大いにありますが、そうはいっても通常よりも割安なタイミングで購入できることは確かなので、まずは生活に問題ない配分ではじめてみました。

投資する会社を調査して、セクター(業種・業界)も分けて、6銘柄に分散して投資しました。年間数万円でも配当や株主優待などの不労所得が得られるのが配当金投資のわかりやすく良い点ですよね。何もしないでもお金を生む「金の卵」を育てていく感じが好きです。そこで得た不労所得で、現在の支出をカバーしていくことを想定しています。

投資方針としては、投資した銘柄は長期で持つ予定で元本を取り崩すことは想定していません。なので暴落リスクを恐れる必要もないので、株の上げ下げに一喜一憂しないようあまり値動きをチェックはしないようにしています。

もちろんインデックスと違って、倒産リスクなどもあるかと思いますし、リバランスの手間もかかると思います。インデックス運用を上回る成績も素人が出せるとは思ってはいません。なので、すべての金融資産を個別株に投資するのではなく、「つみたてNISA」や「iDeCo」を利用してインデックス投資をしつつ、バランスよく投資経験を身につけようと思います。

一般的に「高配当株投資」=アクティブ運用は、インデックス運用よりも勝てないということが言われていますが、「高配当株投資」には、財務体質が健全な企業、割安銘柄や小型株、今後株価が上昇される要素が含まれるものも多く、自らそれを見極める必要があるので、銘柄選定とリスク分散をしっかり理解して行う必要があります。その手間が嫌だなと思う方は「インデックス投資」をおすすめします。

一つの目標は、「配当金月3万円」です。

これだけあれば、教育資金や老後資金にも当てることができ、生活に余裕ができるからです。720万の投資資産で、年利5%の運用ができれば実現できる数字ではあるので、こちらをひとつの目標にしてコツコツがんばります。40才になるまでにいけたら最高です。

ちなみに、月々10万円の配当金収入を得るには、3,000万は投資資産が必要。これで生活費の一部を賄えるのでセミリタイアも見えてきます。老後のために、「配当金月20万円」できたら最高ですね。年金+@で老後の不安はなくなると思います(投資資産5,000万は必要になります)

働けるうちは、配当金生活は考えていません。「給与所得」、「事業所得」、「不動産所得」、「配当金」の4つの柱を太く長くできるよう今からいろいろと試していきたいと考えています。

購入手段〜SBIネオモバイル証券〜

現在は、手数料が最安値の「SBIネオモバイル証券」で日本株を購入しています。日本株だとリスクがあるので、「SBI証券」で米国高配当株式ETFもバランスよく購入しています(さらにポートフォリオを考えると債券なども検討する必要があると思いますが、まだそこまでしていません)。そちらの話はまた別でご紹介したいと思います。

【「ネオモバ」の特徴】
・月額50万円までの投資なら、取引手数料が税抜200円で固定(毎月Tポイントが200貰えるので実質ほぼ無料)
※50万円以上の取引は1,100円の手数料がかかる
・1株から購入できる
・投資先は日本株限定
・Tポイントを原資として使える

「ネオモバ」のデメリットとして、NISAやiDeCoなどの非課税口座に非対応であること、単元未満株(100株未満)は注文方法が成行のみになることが言えます。また、単元未満株の注文は、約定するまでのタイムラグがあるので注意が必要ですね。配当や株主優待を得るために、最終権利確定日には気をつけましょう。

銘柄選定

購入する銘柄は、以下の3点を考慮しつつ、自分が知っている会社に注目するのが大事だと思います。何しているかわからない企業よりも、最終的には自分が応援したくなる会社に投資するのが健全だと自分は思います。あの世界的な投資家ウォーレン・バフェットも「買うときは一生持ちたいと思うような株を持ちなさい」と言っています。

その上で、以下を意識しながら、ポートフォリオを組みました。

・10〜20年後先でも残っている会社であること(元本を維持しながら、配当金を出し続けられるか?)
※低PER、低PBR、高配当利回り
・不景気でも、安定的に配当金を運んでくれるディフェンシブ株
※ディフェンシブ株・・電気、ガス、陸運などのインフラ。生活必需品である食料品、医薬品など。現在コロナの状況下のようなときでも安定した需要が見込める企業の株式。
・セクターの分散になる会社であること(最低30銘柄投資できるように)

ちなみに、「高配当株」は、業績・株価の伸びが弱い成熟した企業が多いです。今後大きく伸びそうな投資フェーズの会社は、配当性向がないので、今回の目指すものとしては、投資しづらいので対象外になってくるのですが、応援の意味合いで自分が気に入っているサービスを提供してくれている企業には少しだけ投資しています。

株主優待について

投資するにあたって、夫婦間での意見が一致することが重要です。嫁は当初は投資に対して懐疑的でしたが、貯蓄しているだけだと何も利益がないことと、株主優待という日常のちょっとしたいいことが返ってくるというメリットを知って興味を持ってくれました。似たような考え方でもある、ふるさと納税をやっていたのもあるかもしれません。カタログギフトやQUOカードなどの株主優待もあります。

メンテナンスについて

購入したものは、Yahoo!ファイナンスを利用してポートフォリオ登録をし、スプレッドシート にデータを移行してメンテナンスしやすいようにしています。基本的には、企業業績と配当水準をチェックしようと思います。以下を参考にしています。

読んでいただいてありがとうございます。


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