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家事育児の分担を見える化してみた【分類表あり】

特に子供がいる家庭において、夫婦の家事と育児の分担について悩まされると思います。

仕事をしているかにもよって、その分担も変わると思いますが、基本的には"育児"をどれだけ負担をするかで家事の分担についても変わってきます。

育児をしながら家事することの困難さ

子供を見ながら、家事をすることはかなり大変です…😭

1歳までの子供であれば、抱っこ(首が座る3か月以降はおんぶ)をしながら、家事をすることはできなくはないですが、スピード効率はいつもの半分くらいになります。

目が離せない時期(1-6歳くらい)になると、常に子供の動向について気を回し、時に相手をしないとならないので、通常のスピードでの家事は困難になってきます。(分かりやすくイメージしてもらうと、パソコンのCPUが「子供を見る」というアプリケーションを起動することによって脳内CPUの9割が埋まってしまい、他の作業が処理しきれない感じですw  2人子供がいると、どちらかが泣き始めると、緊急アラートが止まらずパニック状態です)

とにかく、子供と一緒にいると自分の思うように時間をコントロールすることなんてほぼ不可能で、常に子供に主導権を握られ振り回されるのが、"育児"です。

育児は年齢やタイミングによって負担が大きく変わる

あと、機嫌がいいときに子供と1時間遊ぶのと、機嫌がMAX悪い時の寝かしつけの1時間は、負荷の重みが100倍くらい違ってきます。同じ1時間付き合っていると思いきや、肉体的精神的疲労の度合いは雲底の差!!

また、寝かしつけが難しい時期、保育園の送り迎え、ご飯の補助など、年齢や時期によって変わってくるので、夫婦間での負担バランスは常にチューニングが必要になります。

我が家は、上の子が絶賛イヤイヤ期なので、自分がやりたいことができなかったときに理不尽に物を投げつけたり、人を叩いたりするときや、食事や牛乳をこぼしたりするときの体力の消耗に比べたら、下の0歳の子が泣いている対応は、何かしら理由(オムツ交換、ミルク、抱っこなど)があることなでそこまで大変ではありません。

さらに言うと、ワンオペを担当したときもかなりエネルギーを消費されます。大人1人に対して子供2人の面倒は何か重なったときに柔軟に対応できません。下の子のうんちのときに限って、上の子が構ってと泣き叫んできたりしますw 叱りつけるのもかなりエネルギーを消費されます。

育児をしながら、どう家事をこなすか?

当然、育児が優先で、家事の優先度が低くなるため、時短家電などを導入することで、家事の効率を図るか、それとも家事代行するか、諦めるかの選択を迫られます。

最終的にどこまで家事を諦められるかは、夫婦それぞれの価値観や、許容度によって変わります。

掃除をどこからどこまでどのくらいの頻度でやるか、家事はどこまでこだわってするか、自分の許せる範囲内、自分が子供だったときの家庭環境まで遡ってお互い話し合う必要があると思います。自分の親がどうしていたかも影響するからです。

完璧主義な人ほど大変だなと思います。自分がして欲しいからといって、相手に同じことを求めることにも限界があります。

我が家は、0歳と2歳の子育て中ですが、子供が産まれて2-3か月は、毎週のように夫婦喧嘩をしていました。家族の誰かが病気になったときは地獄です…

だから、今では気づいた時にそれぞれできる家事をするという、ゆるいスタンスでいます。自分が気になることは自分でやる。それを相手に求めない。「やってあげた」というスタンスにならない。

そう考えたら、相手に見返りを求めることもないし、あくまで自分のためになっているだけであって、感謝も求めないようになるのでイライラも減ります。

家事育児を可視化する

ちなみに我が家の家事・育児の分担は以下の感じです。マンダラチャートにまとめてみました。

我が家の家事育児の分担

こちらのツイートをみて、粒度や家事のこだわりが家庭によって違うし負担割合を可視化することで夫婦間で揉めるきっかけにもなりそうだなと心配しつつも、現状を可視化すること自体は大事だなと思い自分も真似してまとめてみました。
(全部を網羅して、どちらかが負担が多いと見るのではなくて、育児の部分はタイミングが大きく左右されるので、そこの共通認識を強く持つことが大事!)

上記にも書いた通り、基本的には我が家は得意なこと、気になるほうがやればいいというスタンスです。

育児しながらの家事は難易度が上がり、子供と一緒ではない1人のみの家事は比較的楽な方で、そちらを多くやったからと言って負担が大きいというわけではありません。自分は子供と離れて家事をすることで、必然的に1人の時間になり、リフレッシュになるので家事は多めにするようにしています。ある意味、達成感のない育児からの逃げでもあります。

共働きだから、家事育児は半分半分というわけではなく、適材適所を考えて分担するといいと思います。

たとえば、料理が好きで料理することで、それがリラックスになるなら任せればいいと思いますし、料理が夫婦ふたりともに苦手であれば、ミールキットや宅配料理のサービスを使えばいいと思います。我が家は、妻の方が旅行計画が好きということでそちらは担当してもらい、自分はお金関係が得意なのでそちらを担当しています。

お金に余裕があれば、苦手な分野は外注してもいいと思いますし、周りに助けてもらえる人がいれば助けてもらえばいいと思います。

お住まいの地域によっては、ベビーシッターの割引があったり、一時保育や、支援センターなど利用することもできます。

もちろん、自分たちの両親や兄弟に助けを求めるために近くに住むようにしたり、夫婦ふたりだけでなく、いろんな人の助けを求めることもできます。

あとは、ざっくり家事育児は分担しますが、明確にはしないほうがいい気がしてます。タイミングが合う方がやったほうがいいときもあります。どちらかが明らかに疲れている場合は、スキップしたり手抜きしたり、任せたりそういう臨機応変な生活の仕方のほうが上手くやれてる気がします。

夫婦で妥協できる点、できない点を明確にして、家族全員が無理せず、日々楽しく生活できることが1番大切。そのために夫婦で話し合ってお互いの価値観を理解しあって、育児や生活の価値観が違っても、「どちらに合わせたりせず、別々でいいんだ」とある意味、達観することですね…

家族といる時間はかけがえのない大切なことは前提の上で、毎日やらなくてはならない、”育児と家事”の億劫な時間。

その時間を夫婦でうまく分かち合って、その上でできないことはできないと諦め、完璧主義にならず、妥協したり、お金で解決したり、周りに助けを呼ぶ。そうした上で、少しでもいいので、夫婦それぞれ1人でいる時間を捻出するのが1番大事です。

やっぱり1人の時間大事!

1人の時間で、趣味ややりたいことをすることでリラックスして、また育児と家事をがんばる。その繰り返し。どちらかがバランスを崩さないように、子どもだけでなく、それぞれパートナーの体調、メンタルケアも思いやられるといいですね。我が家も偉そうなことは言えず、毎日試行錯誤の日々です。

参考になれば嬉しいです。読んでいただいてありがとうございます🙇‍♂️

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