お金に関する大事な考え方

最近、お金に関する名著を読むようにしています。

今回紹介するのは本多静六の『私の財産告白』。

「月給4分の1天引き貯金」が有名です。その他家計簿をつけること。「1日に1頁」など、本職以外の収入を持つことの大切さも教えてくれます。暴落した時に投資して、上がっている時は貯蓄という考え方も良い。

昔からある考え方こそが、大事なことだから残り続けるんだなと思います。

自分も1日500文字書けるように、noteを更新していきます。

以下引用です。

・P20:貯金の問題は、要するに、方法の如何ではなく、実行の如何である。「あらゆる通常収入は、それが入った時、天引4分の1を貯金してしまう。さらに臨時収入は全部貯金をして、通常収入増加の基に繰り込む」法である
・P25:財産を作ることの根幹は、やはり倹約貯蓄だ。これなしには、どんなに小さくとも、財産と名のつくほどのものはこしらられない。さて、その貯金が、ある程度の額に達したら、他の有利な事業に投資するが良い。貯金を貯金のままにしておいては知れたものである。
P40:勤労生活者が金を作るには、単なる消費面の節約といった、消極策ばかりでは十分ではない。本職に差支えない限り、否本職の足しになり、勉強になる事柄を選んで、本職以外のアルバイトに勤めることである。私のアルバイトは「1日1ページ」の文章執筆の「行」によって始められた。
P 48:好景気時代には倹約貯蓄を、不景気時代には思い切った投資を、時期を逸せず、巧みに繰り返すよう私はおすすめする
P 92〜94:昔から、卵は一度に同じ入れ物に入れて運んではいけないと言われているが、投資もそれと同じで、有利有望と思っても、一つの事業に入れあげてしまっては危険である。常に正しい判断のもとに幾口にも分けて投資し、いわゆる危険の分散を行っておくのが賢い行き方である。そうすれば一で失敗しても二で成功し、二で損をしても三で償うということもできる。十が十まで皆プラスを望むのは至難ではあるが、全体としてプラスになって行きさえすればそれで良いと覚悟してかかるべきだ。
投資と経営とは違うのだから、投資家が業務に縛りつけられ一局部にのみ目を奪われることは、大損のやり方である。できるだけ一業に深入りせず、常に多方面に目を配って無理に渡らぬ限り多方面に投資しなければならぬ。一時的流行物に対する危険の経験を説いて極力、反対したのである。

読んでいただいてありがとうございます。

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