Notion AIで大注目!人気のAIライティングツールを使ってみた
みなさんは文章書くのは得意ですか?正直言うと、私は苦手です。今、こうやってnote書いていますが、実はけっこう時間がかかってしまいます。
何に時間がかかるのか。ぼんやりと書きたいテーマが浮かんで、アウトラインを書くところまではいいのです。問題は、執筆のところ。書き始めるとわかるんです、いざ文章で表現しようとすると言葉を生み出すのは難しいと…。伝えたいテーマに対し、納得感が出るような文章がポンポンと出てこない。毎回ギューッと絞り出す感じです。
でも、すごい時代になりました。人にしか出来ないと思っていたそういった創作活動も、AIが一瞬でやってくれる「AIライティング」というツールがあるんですね。あの絞り出していた時間は何だったんでしょう。
今回は、代表的なAIライティングツールである「Catchy」を使用してみた感想と、大注目のNotion AIについてご紹介します!
AIライティングツールとは
なぜAIが文章を書くことができるのか。その背景にあるのは、OpenAI社が開発したGPT-3という自然言語処理モデルという技術です。
GPT-3を通して文章を生成すると、本当に人が書いたように自然です。実際に、大学生がAIを使って偽のブログ記事を書いたら、ニュースサイトで1位になったということもあったそうです。
また、文章だけでなく、画像やプログラミングコードも自動生成することができます。2022年、DALL-EやMidjourneyなどの「画像生成AI」が大きな話題になりましたが、これもGPT-3を使用しているんですね。
AIライティングツールの使用感は?
「AIライティングツール」として検索すると、一番最初にでてくるのが「Catchy」というツールです。ユーザにIT業界で有名な方たちのお名前がありますね。どうやら、ツールに敏感な会社ではすでに導入されているようです。
Catchyではブログ・キャッチコピー・広告の文章を生成できるほか、新規事業アイデア出しができたり、お悩み相談(?)までできるようです。
早速その使用感を試してみましょう。
1. 記事の導入文をAIに書いてもらう
私が最も苦手な「記事の導入文」をCatchyに書いてもらうことにしました。
入力したのはこちらの文章です。
出力されたのはこちらの文章です。
ふーむ、あまり期待していたような導入文ではなかったかも…。自分が入力した文章が少し加工されて出力されただけでした。本当は、読んでいる人がもっと興味をひく文章を期待していたのですが、微妙なニュアンスまでは難しいのかもしれません。
2. 難しい文章をAIに解説してもらう
次は、「難しい話をわかりやすく説明」機能を試してみました。
入力したのはこちらの文章です。引用元は総務省のこちらのサイトから。
出力されたのはこちらの文章です。
おお、これはだいぶわかりやすくなったのでは?GPT-3を辞書的に使っている人を見たことがありますが、「情報を咀嚼し、より多くの人に届く言葉で解説する」という分野ではAIの威力をより発揮しそうですね。
AIライティングツールを使いこなすためには
よりよい文章を作成するためには下記のポイントを抑えておくと良い、とCatchyに書かれていました。
最適な文章をAIに書いてもらうには、まず自分自身が記事の要点を抑え、AIに渡す情報を整理できている状態である必要があるということですね。
また、自分で文章を書いた経験があると、出力された文章のどこを手直しすればいいのか把握しやすいとも思いました。つまり、AIライティングツールが出てきたといっても、頭を絞って記事を書いた経験は決して無駄ではありません。むしろAIをどんどん使って、経験を糧に自分なりの使い方を模索していきたい、と思いました!
NotionにもAIライティングの機能が追加予定
先日(2022/11/16)、Notionから「Notion AI」という機能が発表されました。
Notion上で短文を入力すると、ブログのアウトラインや文章など生成できます。さらに文法を修正してくれたり、DeepLのようにリアルタイムで翻訳してくれる機能も提供されるようです。AIライティングの機能をNotion上で、使えてしまうとは…。最強ですね。
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