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詩 #3

夜の星を歩く。遠くの銀河がガラスの向こうでばらばらになる。

ぱっ、ぱっ、ぱっぱっぱっ。


やってきた汽車は彗星のように砕け散る。

ぱっ、ぱっ、ぱっぱっぱっ。


いつかの君が手を振って、視界の端で白く瞬く。

ぱっ、ぱっ、ぱっぱっぱっ。


ぱっ、ぱっ、ぱっ、ぱっぱっ、ぱっ、ぱっぱっぱっ。



2021.11.18 月に添えて 雪屋双喜

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