詩 #40

風にも季節があるなら
恋にもあって良いんじゃない?

春の恋 夏の恋 秋の恋 冬の恋

きっとそれぞれが違う味の
始まりと終わりとその後を持っていて

風が吹くみたいにくるくると
丸い心を回っては
どこか遠くの水面を揺らす

そんな風に
また恋をする


2022.4.30
春の終りに添えて 雪屋双喜

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