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映画 南極料理人

30年続けた仕事を早期退職した私は、外出自粛が続く中、今日は家でゆっくりと撮りためた録画から、料理の文字が気になり、

「南極料理人」を見ることにした。私は基本鑑賞前にリサーチはしない。

そのまま映画を見たときの自分が直に感じたことを大切にしたいから。


◎あらすじ

堺雅人さん演じる、西村は、南極大陸の昭和基地からまた離れた、ふじ基地で調理を担当する料理人だ。

ふじ基地は平均気温マイナス54度の極寒の地。

外に出るとたちまちまつ毛も白く凍る。

生活に一番大切な水は、みんなで運んだ雪のかたまりを溶かして作る。これも重要な仕事だ。

そこで、気象や地質、天文などの研究者たちが観測をしてる。

それに車両担当のエンジニア、調理担当の料理人、健康管理する医師の計8人で生活している。

そんな隊員たちの大きな楽しみは、食事だ。

だから料理人の西村は心を込めて作っていた。

極寒の地で食材は冷凍か乾燥した保存の効くものだけだが、時には

伊勢エビのフライを作ってみたりして、隊員達を喜ばせていた。

しかし食住一体の毎日に、少しずつ慣れた頃に、ある事件がおきる。

よる、食料倉庫兼調理室に潜り込んで、ラーメンを作って食べていた、

隊員がいた。

西村は、驚いて・・・。

とはいえ、観測隊も滞在期間が長くなると、家族や恋人といった親しい人とのつながりも薄くなり、心のバランスを崩しがち。

そんな隊員たちとの生活に西村も疲れた頃、ふとある事件が起こる、、、。

◎感想

基地での隊員たちの生活は家庭と職場が一体だ。

時には余暇て麻雀したり、将棋したり、お酒を飲んだり、楽しそうだ。

でも、極寒の限られた条件の中での「食事が一番の楽しみ」ってことは、なんだかよくわかる。

食べてるシーンがどれも、本当においしそうだ。セリフが少ないが表情で至福の時間って感じが漂う。

そしてそんな中、南極という極限の環境の中で食べることが制限されたら、生きることが、ちょっと嫌気がさすこともわかる。

いつでも食べたいものが食べられる、好きな場所に行ける、好きな人に会えるということが、生きていく上でどんなに大事か、どんなに幸せなことか、改めて考えさせられた。

そして、堺雅人さんの料理人は仕事は丁寧だが、家族とは微妙な関係。

南極行きを報告した時、高笑いされ、堺さんの何とも言えない表情。

「そりゃないよな」て思っているだろうなって顔に、寂しさが滲んでいて。

平成の父はこんなにもやさしいのか?と、昭和の母は苦笑いしました。



さて、今日もささやかだけど、ゆる~い2人の、おうちごはんを感謝して楽しもう。


◎今日も私のnoteにご訪問していただき、最後まで、お付き合いいただきありがとうございました😊。皆様も、今日一日お疲れ様でした💕


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