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雨に濡れた薔薇の気づき



今朝、庭の鉢植えのバラが咲いていた。
これは2.3年前に娘からもらったミニ薔薇。


ミニ薔薇、ミニ胡蝶蘭、マーガレット、 
確か小さな鉢植えをセットで揃えてプレゼントしてくれた。


その時に、

「お母さんは花が好きだから」

と、言われんだ。

その後、セットの花鉢は私の世話が至らなかったのか、ミニ薔薇以外はさようならと、なってしまった。娘よ、ごめんなさい。


けれど、このミニ薔薇だけは、小さな鉢植えで花をつけ、少し枝葉を伸ばし始めたから、大きめの鉢に移し換えた。


でも、何度も葉に病気が入り、黄色や茶色の斑点がつき、これは枯らせてはいけないと、バラ用の病気や害虫に対応するスプレーの薬を買って散布した。


何より心配で庭の1番日当たりの良い場所に置いて、土や枝葉の状態を毎日眺めて小さな新芽やつぼみがみえると、ちょっと安心した。



そんなある日、木の剪定をして少し日当たりが良くなった別の場所にバラの鉢を移動してみた。


日当たりは前の方がいいから、大丈夫かな、元気に育つかなと、心配したが意外にも新芽を出して新しい枝葉も増え、つぼみも知らない間に3つ、4つとつけていた。



そして気づいた。私の思いとは別のところで、自分で光を浴び、風を受け、根を伸ばし、新芽を出していたのだ。




あー、我が娘も。


心配して、新しい生活を見に行ったり、買い物してあげたりしたけど、やっぱり私の見ていないところで、しっかり根を張り自分の生活を作っているのかもしれない。



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