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仕事ができる人は褒め上手!褒める力を磨くと、なぜ自分の能力もアップするのか?

皆さんは今日の第一声、何と言いましたか?
「おはよう、今日はいつもより寒いね」「昨日見た動画が面白くてね…」

私は髪を切った友人に会い、「〇〇くん、髪切ってる!よりイケメンになっったね!」と冗談ぽく言ったところから、会話がスタートしました。笑

褒められたら嬉しいですし、出会って第一声であれば、その日はいい気分でスタートしますよね。
褒めるって、相手を満たす力があるのは誰でも分かることですが、実はそれだけではないんです。

「褒める力を磨くと、仕事が上手くいく!」
仕事ができる人って褒め上手な方が多いです。その理由を、これまで勉強してきた内容や、実際の体験からお伝えしていきます。

1.褒めるとは?

・褒めるとは、価値を伝えること
辞書には「人のしたことを優れていると評価して、そのことを言う」とあります。評価するという表現が、少し上から目線で偉そうに感じました。笑 

私は、褒めるとは価値を伝えることだと思います。
どんな人・モノ・出来事にも価値があります。価値を見出して伝えることが褒めること。そう考えています。

・凄いことだけが、価値ではない
では、価値を見出す為にはどうしたら良いのでしょうか。

価値を見出す為には、「当たり前に意識を向けて感謝すること」が大切。
今できてる当たり前のところに光を当ててあげることで、可能性を見出せるのです。

こちらは、一般社団法人日本ほめる達人教会 西村貴好さんの言葉です。

「価値=凄いこと」と捉えていた部分があったのですが、むしろ当たり前なところに価値があるのだということに気付きました。

例えば、いつも挨拶をかかさない人に礼儀正しさを感じたり、ふざけたことばかり言う友人に場を盛り上げようとする意識を感じたり。
当たり前から価値を見出せれば、いくらでも褒める言葉は出てきます。

2.褒める力を磨いて身につくこと

褒めることは、クライアントや上司との関係を円滑にするだけでなく、自分の能力アップにも繋がるんです。
褒める力を磨くことによって、同時に身につくことを、2つの観点からお話します。

1.自己肯定感が上がる
人を褒めるのに何故、自己肯定感が上がるのか。それは、人の脳が主語を理解できないことと、脳には自動検索機能があるからです。

主語を理解できないとはどういうことか。文字通りです。
「〇〇さん、素敵だね。」と褒めたら、脳は「素敵だね」の部分だけ認識するそうです。
誰を褒めても、脳に残るのは褒めた部分。自分に良い言葉を浴びせていることになります。

次に、脳の自動検索機能について。
例えば、友達との会話で「あのドラマに出てた人誰だっけ?」と有名人の名前を忘れてしまうといったことはよくありますよね。その場で思い出せないのに、家に帰って寝る前布団の中で急に名前を思い出す!なんてことも、あるあるかと思います。
これは脳が自動検索をしているからなんです。無意識にキーワードで検索しているのです。

つまり、「〇〇さん、素敵だね。」と言えば、脳が「素敵」な部分を自動検索するようになるということ。褒めれば褒めるほど、沢山の良い部分を自分の中で探し、自己肯定感アップに繋がっていきます。

自己肯定感が上がると、自信から言葉の力強さが変わります。仕事の発言にも良い影響をもたらすでしょう。

2.プレゼン力が上がる
プレゼン力の話の前に、褒め上手な人が見ているポイントについて。
上っ面でなく内面を見るというのがポイントです。人が意識している部分や努力して変化したことなどを見て、その価値を伝えているのです。

褒める力を磨くには、相手をよく見て何を意識してるのか、どうなりたくて意識してるのか等を理解すると良いということ。

プレゼンにおいて大事なことの一つは、求めているものを提案することだと思います。押し売りのように一方的なプレゼンではなく、相手のニーズに合わせた価値を提案をすることが大切です。

どんなことに困っていて、解決を求めているのか。
褒める力磨いて、普段から人が何を意識しているか考えてれば、その洞察力がそのままニーズ把握に活きてきます。

私がIT会社で事務をしていた時、ある提案が通り、社内で初めての取り組みを行うキッカケを作ったという成功体験があります。
これは求めている本質を把握して、うまく提案したからなし得た結果です。

3.褒める力を磨こう

仕事のスキルアップを考えた時に、手段は山ほどあります。
沢山ある中で、褒める力をつけよう・磨こうと考える人はあまり多くないでしょう。

そういう教えは少ないですし、もっと分かりやすいものから手をつけるからだと思います。

しかし、褒めることはお金もかからずでき、なおかつ自分の成長だけでなく、相手にとっても良いことばかり!

今より仕事を上手く進めるために、褒める力を磨いてみてはどうでしょうか。

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