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働き方あれこれ

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リモートワークのおかげで、8年間の時短勤務を終えられました。

時短勤務でないと、家事育児と仕事はとうてい両立できませんでした。 当たり前のように時短勤務を選択したのが育休後。それでも心身ともにギリギリで、「1歳児がいながらフルタイムで復帰してる人ってどうやってるんや……」と不思議で仕方なかったです。 あまり知られていないかもしれませんが、時短勤務では当然時間分の給与が減ります。月額何万円かは減ります。「新卒入社の給与とほぼ変わらなくなっちゃった」みたいな声もよく聞きますよね。 そこからさらに数万円の保育料が引かれ、手元に残るわずかな

私の20代〜30代、そして40代へ

20代って、いつか終わります。そして、30代もいつか終わります。当たり前ですが、時間はさらさらと流れていくんですよね。 気がつけばもうすぐ40歳。「え、トイストーリー3って公開から10年経つんだー」とか言ってたらゾっとしました。子どもも大きくなり、私に常にくっついていた頃から比べると、少しずつ離れてきています。 これは、40歳になる前にこれまでのことを振り返り、その時の私に声をかけるただのポエムです。 何不自由なく仕事に集中できた20代前半〜中盤昭和世代ですので、セクハ

事業に貢献する「インハウスエディター」の道

インハウスエディター。簡単に言うと、社内の編集者。今更ですが、この「インハウスエディター」について、改めて重要性を感じています。 さらに、ふじじゅんさんが以下で書かれたように、「正しい表現によって、正しいネクストアクションを促すこと」という点で、事業においても重要性が高くなっていると思います。 で、少し考えてみたことを適当に書いてみます。 「編集」が必要となる業務の範囲は広い 私が関わるBtoB SaaSのビジネスにおいて、以下のシーンで編集の機会があります。 ▼見込

情報に「熱」をのせて伝えること

小学校が全校休校という中で、本当は3月末に配布される予定だっただろう「PTAの今年度の活動記録」的なプリントが配られました。 まぁ、事務的な内容で「こんなことをやりました」という内容が書かれているんだろう。と思っていたのですが、違いました。 私は来年からPTAの役割を一部引き受けたこともあり、たまたま手にとってちゃんと見てみたのですが、どれだけ保護者と先生のことを考えていたのか、PTAを1年務めてこられた方がどんな想いでやってきたのか、そういった「想い」が載っていました。

私は、あなたのようには、なれない

あなたのようには、なれないから昔、「私は有紀(私)のようにはなれないから」と言われたことがあります。 バリバリ働いて、今は専業主婦として働くある友人。いろんな話をしていた中で、 「そんな働いて子ども大丈夫なの?」 「お母さんの役割って今は大事だから、私は働かない」 みたいな形で、少し棘のある言い方をされてしまい、最後に残した言葉が「あなたのようにはなれないから」というものでした。 少しショックだったのと同時に、でも、痛いところをつかれたような気がしました。相手の言い

「私たち」が主語になるチーム

「私たちは、こういうことは望んで無いよね」 「私たちならこういう仕事ができると思うんだよね」 今思うと、過去に、所属したチームで、お互いのつながりが強かったチームは、主語が「私たち」だったような気がします。「私は」「僕は」ではなく、「私たち」。 「私は〜」と主張することが悪いわけではないんですが、「私たち」に変換して話していたあの時のチームは、自分の手柄や自分の成果だけにこだわるよりも、チームで目指す目標のために、自分の役割が何なのかを客観的に考えていたように思います。

自己成長とか、社会貢献とかじゃなく

「なんでそんな仕事頑張ってるの?」 と、よく言われます。 確かに、収入的には専業主婦になっても生きていくことはできるし(生活水水準は置いておいて)、子供もまだ小さいのでそばにいてあげたい気持ちはもちろんある。フリーランスになって、リモートワークで自由に仕事をする選択肢もあるし、そうしてた時期もあった。それはそれで楽しかった。 確かに、そんなに無理しなくてもいいのかもしれない。もういい歳だし。 でも。 私が働き続ける理由は、負けず嫌いだとか、上昇志向だとか、社会貢献したい

キャリアに一貫性なんて無くていい

長らく、自分のキャリアに一貫性が無いことがコンプレックスでした。今もまだ、ちょっとはあるかもしれない。 30代後半になり、BtoBのマーケを専任で担当することになってから1年、自信を持って言える成果はあるけど、「私これの専門家です」とはまだ言い切れない。 でも、今までのキャリアに無駄があったかというと、全然そんなことなくて。 例えば小さいことだけど、メルマガを送る時の件名や記事のタイトル、LPのコピーや見出し、こういったものにこだわるのは、ガラケー時代からBtoCのサー

オーディション番組「プデュ」から、アラフォーの働き方のヒントをもらった話

ジャイアントキリングとか、ファンの応援で無名のメンバーが上位にランクインするとか、公立の高校が優勝するとか……そういうものに共感して、感動することって多いですよね。 PRODUCE101 JAPANをご存知でしょうか。もともと韓国で行われていた番組で、いわゆるオーディション番組です。(日プと呼ばれています) 今まさに、その日本版が初めてスタートし、ついに12/11(水)にデビューする11人が決まる。というところまできています。 最初は、「あな番も終わったし、何かおもしろ

ベンチャーで働くということ

こんなことをつぶやきました。 最近、転職の相談とか、私自身の会社の仲間を増やすために人に会ったりとか、そういう機会が増えました。 その中で思ったのは、「ベンチャーで働くということ」に対する価値観が昔に比べて多様化してるということです。 昔(10年くらい前とか)は、ベンチャーで働くというのはいわゆる「激務」「ブラック」みたいな環境に身を置くというイメージが強く、ついていけない人は辞めていくし、そこで成長していく人は昼夜問わず仕事をするようなタイプの人でした。私も、今思うと