オーディション番組「プデュ」から、アラフォーの働き方のヒントをもらった話
ジャイアントキリングとか、ファンの応援で無名のメンバーが上位にランクインするとか、公立の高校が優勝するとか……そういうものに共感して、感動することって多いですよね。
PRODUCE101 JAPANをご存知でしょうか。もともと韓国で行われていた番組で、いわゆるオーディション番組です。(日プと呼ばれています)
今まさに、その日本版が初めてスタートし、ついに12/11(水)にデビューする11人が決まる。というところまできています。
最初は、「あな番も終わったし、何かおもしろいものあるかな」くらいで見始めました。PRODUCE48も観ていて面白かったですし。(今となっては推しメンがデビューするために毎日投票してるんですけどね…)
で、今日ここに書きたいなと思ったのは、ある2人の練習生の話です。
一人は、川尻蓮くん。最初にセンターを努め注目を浴び、その後も1位〜2位を守っている圧倒的カリスマ性のある練習生。もともとジャニーズとか有名人のバックダンサーをしていて、スキルも半端なく高い。最初からもう、「できあがっている人」です。
もうひとりは、豆原一成くん。私の推しメンはこちら。彼は岡山出身の素朴な高校生。今残っている練習生では最年少です。彼も子供にダンスを教えていたり、歌もある程度歌えるのでスキルは高いです。ただ、他の練習生と比較して、最初はその素朴すぎるところが「アイドルにむいていない」とSNSで言われてたりしました。
川尻蓮くんは、圧倒的なスキルと存在感、リーダーシップを発揮し、常にトップに君臨しています。豆原一成くんは、技術力はあるものの、最初はやはり垢抜けない感じがしていたんですよね。(なのでずっと蓮くんには勝てず2位)
それがですね、回を重ねるごとに、豆原くんが成長を見せるんです。
17歳の少年が、素朴でワンパターンな表情から、男らしさやセクシーさなど、色んな表情を見せる表現力を身につけ、どんどん成長していきます。
彼を見ていて、思ったんですよね。
人は、「成長していく人」に対して、夢を感じ、応援したくなるし、好感を持つんだなと。
仕事をしていても思うんです。若い世代が成長し、成果を出し、貢献していく姿ってとても夢がある。
じゃあ、30代も後少しで終わってしまう私はどうだろう?
成長の角度はまだまだ上げられると思うし、チャレンジしたいこともあるけど、若い世代からしたら多少は「できあがっている人」になるわけなので、(実際は全然だけど)ちょっとの成長なんかでは感動どころか共感すら得られません。
話を戻して、では、先程のオーディション番組で、最初からできあがっている川尻蓮くんはどうなのかというと…。
彼、周りの練習生以上にさらに努力を積み重ねていたんです。
あるシーンで、誰よりも努力して、誰よりも本気で世界を狙っているという熱意を感じました。パっと見はすべて完璧ですが、彼は彼なりに、そのさらに上を目指していて。
そんな彼を見ていて、私もとても励まされたんですよね。(おこがましいけど)
自分の伸びしろがあと少しだとしても、成長角度が鈍化してても、周りから変化が見えないとしても、それでも本気で目の前のことに向かう人は、やっぱり美しいなと。
求められている当たり前の水準は年々高くなるし、老い先短い(?)人に何かチャレンジさせたいかというと、そうじゃないかもしれないけど、やっぱり、私も蓮くんみたいに美しくありたいし、豆原くんみたいなキラキラした若い世代と切磋琢磨したい。
なんとなく観ていたプデュからそんな学びを得たアラフォーでしたw