LEAN UXを読んだメモ(第1章)

先ずは第1章。

アジャイルの考えを参考にしたLEAN UXという働き方。
割と良本だと思うので読みながらまとめていきたい。

基本的にリーンな考えを持っていて、小さな失敗を繰り返しながら成功していくという内容です。
印象に残ったことや自分のチームにまだ不足していること、できていることをメモしていきます。

LEAN UXとは

一昔前までは相手に成果物を届けるのが大変だった。
物を作るにせよ原材料が有限のため、その決められた枠内で自分達が最良と思う方法を求めながら作業していた。
しかし現在の状況は変化しており、ユーザに納品するハードルが極限まで下がっている。
その為、プロダクトの方向性の意思決定は自分達ではなくユーザに委ねられるようになる。
ユーザが最良と思うモノから学び、判断し、改良していくための手法。

中間生成物を最小限に

仕様書などのドキュメントやツールなど、実際の成果物に繋がらないモノを無駄に管理しない。
ドキュメントの充実よりも、MVP(実用最低限のサービス)を作り、実際に検証しよう。そして、ユーザからフィードバックを早く貰おうということ。
構築して、検証して、そこから学習をすることが大事。
つまりユーザとは近い距離で話し合い、常に変化することを大切にして学ぼうということ。

チームビルディング

中間生成物でのチーム間のやり取りは推奨されない。
人数は10人以下で同じ場所で作業することがベスト。
1人1人に権限を持たせて主体的に動くことがいい。
個人の素晴らしいパフォーマンスより、チームの連帯感を強めた方が良い。
失敗を許容する。
仕事は一人で抱えず外面化する。

主体的に動くことはボクのチームでもできている。
ディスカバーとデリバリー間はまだ少し中間生成物を持ってしまっている。
正直、ヒーローのような人物はチームにいる気がする。その人が中心に立ってしまっている感はある。
失敗は許容する文化はある。
ポストイットだらけの職場なので、一人で仕事を抱えることは少ない。

アウトカムを重視し、そのための無駄を省く

アウトプットではなく、アウトカムを重視。
前提となる推測や仮定から体系的に検証をする。
アウトカムに関わらないものは無駄ということを知る。
タスクやフィーチャーのサイズをなるべく小さく分割し、リスクを小さくする。

ユーザの体験を考える文化ができている。
前提に立ち返ることをよくしている。
無駄を省く努力をしているので、誰も使わない機能(ゴミ)は最小限に止まっている。

第二章読んだらまたまとめます。

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