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哲人さんはどこにも行かないと信じられた3つの理由

 午前4時過ぎ、トイレから戻ってなんとなくTwitterを開くと、フォロワーさんが「哲人!ありがとう!!!😭😭😭」と叫んでいました。

 もしや、もしや?

 真っ暗な部屋の中、布団をかぶって声にならない声で私も叫びました。

 哲人、アリガトゥゥ━︎(ノ>ω<)ノ :。・:*:・゚'★︎,。・:*:♪︎・゚'☆︎━︎!!

 思えば、私は昨年からしつこくしつこく言ってきました。山田哲人はFAを行使しない、必ず残留する、と。

 今のアカウントが8月から使用しているので、その前のものがありませんが、去年の今頃からずっと言ってきました。「山田哲人はどこにも行かない」と。

 ほとんど宗教レベルの盲信ですが、それでも自分なりに考えていた「哲人さんが出て行かない3つの理由」があります。


 1)背番号1はミスタースワローズの証

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 スワローズの背番号1に意味を持たせたのは、小さな大打者・若松勉さんです。 この番号は若松さん引退時に準永久欠番(言葉の矛盾はさておき)となりましたが、2年後、ブンブン丸こと池山隆寛現二軍監督が背負うことになります。そして、岩村明憲さん、我らがキャップ青木宣親選手が背負い、チームを牽引してきました。

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 2016年、哲人さんがこの番号を付けたときは23歳(7月で24歳)。2015年の優勝への貢献度と最初のトリプルスリーが評価されてのこと。2014年には話が出ていたようですが、時期尚早との球団の判断があったようです。

 その前に背負っていた青木選手は6年間3割を維持し続けることでようやく背負えた番号。ヤクルトというと、27と6が特別な番号と思われているけれど、いやいや背番号1の歴史と重みはそれ以上ということです。

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 なので、この番号を背負った選手が、国内の他球団に移籍というのがどうしても考えられず(岩村さんはMLBを経由したので💦)、ましてや近所にあるオレンジ色の球団などあり得ないわけです。どんなに、マスコミが面白おかしく書き立てても、こうした逸話を知らない🐰ファンたちが勝手なことを言って煽ってきても、それは揺るがない。一番大きな根拠です(思い込みだけど)。


 2)哲人さんはスワローズが大好き

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 これはもう見ていたらわかります。どんなに🐰ファンがS本選手と仲が良いと言ったところで、普段一緒にいるチームメートの方が親しいのは見ていてわかります。実際にテレビに原樹理投手とともに出演したときにも、一番仲が良くて野球の話もするのは樹理さんだと話しています。

 そして最近はよく、履正社高校の後輩である宮本丈くんと一緒に球場入りしてきます。丈くん、こんなによく笑う子なんだと驚かされるほど、いつも楽しそうです。

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 コンディション不良のときには、自分の代わりにセカンドで好プレーを見せ、打っても期待に応えていた後輩と、穏やかな顔で談笑する姿に哲人さんの人柄を感じた場面です。

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 仲が良いのは村上くんもですね。仲が良いというよりは、いくらしっかりしているとはいえまだ20歳。青木さんが時々哲人さんに話しかけるように、哲人さんも次のミスタースワローズになるであろう若者を気遣っているようにも見えます。

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 「仲が良い」とはまた違う感覚だと思いますが、二遊間を組む西浦くんとのコンビネーションも、チームプレーで感じる居心地の良さだといいなぁと、西浦推しの自分の願望丸出しではありますが思っています。

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 とにかく、見ていると哲人さんはチームのみんなに愛されていることを感じますし、彼自身がこのチームを愛しているのが伝わってくる気がするのです。

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3)「おじぎ」が語る礼儀正しさ

 常々「世界一美しいプロ野球選手のおじぎ」と思っている、山田哲人さんのおじぎ。帽子を胸に当て、腰から深く身体を曲げて頭を垂れる姿は、何度見ても胸を打たれます。

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 無茶苦茶かもしれませんけど、このおじぎをする人が、お金で他球団に移籍することはないし、育ててもらった恩を振り切っても他所に行くことはない、と思ってしまうのです。


おまけ)ごはん

 昨年のプレミア12の予選で台湾に滞在した数日間で、日本食が恋しかったと聞き、これは海外FAもないな、と思いました。(ソース記事見つからず)

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 ツラツラと単なる思い込みを書いて参りましたが、何はともあれ、哲人さんの宣言なし残留だけでなく、7年という長期の契約が決まり、ヤクルトファンは心から安堵の1日だったと思います。不安な日々がようやく終わりましたね。お疲れ様でした。

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 ただ、哲人さん的には、これから7年、年俸に見合った結果を出さなければならないという恐ろしく厳しい状況に向き合って行かなければなりません。7年推定40億円は、決してウハウハなものではないと思います。今までで一番悩んだという言葉は、この重みと向き合った悩みだったのではないかと、また勝手に想像しています。

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 今季の不調を思えば、本当に勇気が要ったことでしょう。哲人さんの勇気とスワローズ愛を、ファンの一人として支えていけたらいいなぁと思います。

 がんばれ、ミスタースワローズ。私も7年、がんばって応燕するぞ。

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