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あっちもこっちも踏んばりどき

「お宅の次男さん最近ちょっと目に余るので、お母さん学校まで見に来てもらえませんか?(意訳)」

・・・とのお言葉を先生よりいただきまして。ここ数日、ずっとではないですが学校で息子に付き添っています。

もともとがすごく自由人な子なので、先生から学校での様子を聞いていてもあまり気にしていなかったんです。前の学年のときも、支援級の先生に見守られながらのびのびやっていて、そんな中でも成長が見られていて。学年が上がって環境も変わったし、落ち着くまでは多少不安定になるのもしょうがないよねって。

でも、5月の連休が終わっても落ち着くどころか問題行動がエスカレートしている。できるようになったこと、できるはずのことが全然できなくなってしまっている。さらには、危険な行動もあって本人の安全面でも心配だと。そんなわけで私が来校できるときに付き添うことになりました。


私の付き添いが始まったことで、先生いわく「見違えるように落ち着いて過ごせている」そうです。確かに、話に聞いていた内容と比べると秩序のある過ごし方ができているように思えます。

ただ、本人にとって私が「付き添う」ことは「圧をかける」と限りなく同義のようで。ストレス溜めながらイヤイヤ大人の言うとおりにしているのがひしひしと伝わってきます。これどこかで爆発するんじゃないかな。私が付き添うことは根本的な対処になっているのかな。疑問が残ります。

そして私自身のストレスも。落ち着いて過ごせていると言っても、息子のあれこれを目の当たりにしてしまうといろいろ思うところはあるわけで・・・。叱りとばしたいのを耐えるのも大変です。帰宅後は毎日ぐったり。

まだ数日しかたっていないのにもう音を上げそうだ。先生今まで任せっぱなしにして本当にごめんなさい。


そんな私の心のオアシスと言えば、今の唯一の趣味と言っていい贔屓チームの応援・・・のはずなのですが。こっちはこっちでなかなかストレスフルな状況で。

とにかく勝てない。ようやく勝ち始めてトンネル抜けたかなーと思っても波に乗れない。強い時代しか知らない新米サポには初めての経験。厳しいシーズンです。


今日は校外学習があったので2時間ほどそれに付き添って。例によってぐったりして帰ってきて。ごろごろしながらスマホで数日前の試合の選手インタビューを読んでいたんです。

その日の試合も敗戦。つらいので負けた試合の記事は読まないことが多いんですが、その記事には推し選手のインタビューも載ってまして。どんなにつらくても推しの言葉は読み逃すわけにはいかんですので。


なにがうまくいかなかったのか。

相手の対策を上回れなかったのはなぜ?

こういうとき、どうすればいいのか。

・・・読んでいるうちにいつのまにか、試合のことではなく息子のことを考えていました。


これまでできていたことができなくなった・・・いろいろ対策を考えては試しているがうまくいかない・・・何かを大きく変える必要があるのか、このまま辛抱強く見守るべきなのか・・・。

ジャンルもスケールもまるで違うけど、現在の贔屓チームが抱える問題と、自分の育児の問題がリンクしてきたんです。どちらも大変だけど、一緒にがんばりたいって。


現状から目を反らさず、何かのせいにせず、自分を見つめなおし、自分を高める努力をする。尊敬する選手たちの言動からは学べることがたくさんあるはずです。

一緒にがんばるよ。一緒にがんばろう。








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