「決める」ってしんどいよね

5歳の次男。

朝から自分の服を床に並べて服屋さんごっこ・・・ではなく、「えーと、今日はどれにしようかな」と延々と悩むのが日課です。

お風呂上がりも、どのパンツにするか決められなくて、自分のパンツを全部抱えて私の所に来て、「おかあさんはどれがいい?」

・・・どれでもいいので早く穿いてください。


本人の中ではこの服はOK、この服はイヤだ、というのはちゃんとあるみたいです。私が「おかあさんはこれがいいと思うよ」と選んでも、本人のお気に召すものではない場合は、「う~ん」となったあと、また「どれがいい?」に戻ります。服にこだわりがあるから迷っているというよりは、自分で決断を下すのがこわくて、誰かに決めてほしいように見えます。

面倒さを感じながらも諦め半分で服選びにつきあっていますが、彼の決められない気持ちがわかる気もしています。私自身、決めることが苦手だからです。


人生を左右する大きな決断や大きな買い物に限らず、私にとって「決める」ということは結構なエネルギーを消耗する作業です。

身近なことだと、今日の晩ごはん何にする?とか、家事の段取りを考えることとか。子どもたちがごはん前なのにお菓子を食べたいと言ってきて、それを了承するかどうか、とか。

買い物ひとつとっても、日用品のように頻繁に買う物ではない場合は、どのメーカーにするか、そもそも買う必要があるのか、等々悩んだあげく決断を先延ばししがち。必要に迫られてから慌てて買う、ということも少なくありません。「誰か決めてくれー!」ってよく思います。

要するに、本当にこの選択でいいのかという不安失敗したくないという気持ちが強いのでしょうね。


息子よ、わかるよ。おかあさんも一緒だよ。

でも、人生は「決める」の連続

一緒にがんばろうね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?