マガジンのカバー画像

息子の発達と成長

37
3歳の時に軽度知的障害と自閉傾向の診断を受けた次男の、発達や行動に関する記事です。経験したこと、感じたこと、現在困っていること、将来への不安と希望、など。
運営しているクリエイター

#書く習慣

「できない」「わからない」から始まる

小1の次男は学校の勉強が大好き。 先生もその学習意欲をほめてくださるし、家でもすすんで宿題に取り組む。翌日の時間割を合わせるのも楽しそう。 でもひとつ大きな壁があって。それは、答えがわからなかったり間違ってしまったりしたとき。 「できない」「わからない」がどうしても受け入れられない。常に「ひゃくてん」、常に「はなまる」でなければダメなのだ。 自分の経験を振り返ると、勉強、特に試験勉強って、「できない」「わからない」を探すことから始まると思う。 不正解だった問題を正解

親になるという重責

子どもが生まれる前、親になることが怖くてたまらなかった。 自分とは別の意思を持つ人間の行動に責任を持ち、命を守る。この重責を背負い続けるなんて私にできるんだろうか、と思っていました。 子どもが生まれ、後戻りできない日々を慌ただしく過ごすうち、それが日常になり、いつの間にか重責と感じることは少なくなっていました。 先日、自宅マンションの窓から次男が転落したのではと思わせる出来事がありました。 私が風呂から出てくると、次男の気配がない。家族に聞くと、そこの部屋にいると思う

夏休みが試練だなんて今年は言わない

今春小学生になった息子。このところ絶好調のご様子である。 問題がないわけではない。ほとんどの時間を所属する支援学級で過ごしており、交流級への参加はまだまだ厳しそう。また、かんしゃくを起こすこともあるらしい。 それでも、日々の様子や先生の話からは、彼が小学校・小学生というものを目いっぱい前向きに楽しんでいるのが伝わってくる。 家での遊びも大きく変わったと思う。 以前noteに書いたサッカーごっこもそのひとつだ。 そして、好きなお絵描きでは、描くものの変化に成長が見られ