プラスの誇張vsマイナスの誇張
おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。
「誇張」と聞くと、あなたはどんなイメージを持ちますか?
おおげさ、行商しい、嘘っぽい……あまりいいイメージを持たない方も、いらっしゃるかもしれませんね。
「誇張」とは、実際の様子よりもおおげさに表現すること。それは決して、悪いことばかりでは、ありません。
たとえばおおらかなあなたを「太陽のような人」。純粋な性格を「天使のようだ」、頭の回転が速いことを「高速エンジン装備のすごい人」といったように、その特徴を誇張して表現されたら、嬉しいものです。
しかし、こうした嬉しくなる「誇張」ばかりでは、ありません。
人を傷つけるようなことを平気で口にする人は、必要以上にマイナスの方向に「誇張」して話をするものです。
「そんなことでは、何度やっても失敗する」
「そんなやり方では、誰にも相手にされないぞ」
こうした「すべてを否定する」批判や叱責は、そのときの言葉の勢いで必要以上にマイナスの方向に誇張されています。
「何度やっても失敗する」とか、「誰にも相手にされない」と言っても、単にその相手一人がそう思っているだけで、成功する可能性は大いにありますし、あなたに好意を抱いている人も、数多いらっしゃいます。
それは理屈では誰もが、分かっています。
しかしこうしたマイナスの方向に誇張された批判や叱責にまじめに反応してしまう人や、悲観的になる人は後を絶ちません。なぜでしょうか?
それは、「マイナスの誇張」の暗示にかかっているからです。
暗示にかからなければ、批判や叱責を受けたことが本当にその通りであるのか?冷静に分析することができます。まずは「マイナスの誇張」は、その場の勢いであって現実とは異なると、知っておきましょう。(明日に続く)
~「マイナスの誇張」は、その場の勢いであって現実とは異なる~
最後までお読み頂きありがとうございました。臼井由妃
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