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「一往復の雑談」では、拒否されていると思われかねない

おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。

昨日の続きです。
あなた「最近、体幹トレーニングをしていますか?」
相手「もう止めました」
あなた「そうですか……」(一往復)

あなたは雑談をするために話しかけ、相手も正直に答えているのですが
「もう止めました」。このひと言で、それ以上返す言葉が見つからず、話の広げ方も分からず会話が止まってしまいました。

相手が話し上手ならば、共通の話題を見つけたり、誰もが知るニュースから話を広げ雑談を展開してくれるかもしれません。
しかし会話を引き出してくれる「話し上手な人」は、そう多くはありません。

人は興味のあることや自分に関することは話せても、相手から「聞き出す」=「話題を引き出す」ことができる人は、少ないものです。

あなたが、先のような会話をされたらどう思うでしょうか?
「最近、体幹トレーニングしていますか?」の質問に対して
「もう止めました」のひと言しか返ってこなければ、多くの人は、会話を拒絶されていると感じるでしょう。
「(私は)嫌われているかもしれない」と、思う人がいても不思議ではありません。

 コミュニュケーションに苦手意識がある方に質問をすると、聞かれた事だけに答える傾向にあることに、気づきます。

最悪なのは「○○は得意ですか」「△△に参加しませんか?」など
答えが「はい」「いいえ」の二つしか選べない質問をされた時でしょう。

話し上手な人ならば「得意ではありませんが、興味はあります。○○さんは、どうなんですか?」
「参加します。楽しみですね。△△さんも、いらっしゃいますでしょう」等

会話を膨らませることもできますが、コミュニュケーションが苦手な方では、「はい」「いいえ」と。一往復の言葉のキャッチボールで、強制的に会話が終了してしまう。続かない「しらけた雑談」を、重ねている人が多いのです。

こうした事態を回避するには、質問を活用するのがお勧めです。
返事に困ったら、先ず相手に質問してみるのです。質問攻めは嫌悪感を抱かれる可能性がありますが、二往復を成立させる。
二回の質問ならば、気にすることはありません。

~しらけた雑談を質問で変身させよう~
最後までお読みいただきありがとうございました。臼井由妃

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