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一般論ほど退屈なものはない

おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。

誰にとっても、退屈に感じる話の代表格といえば、一般論でしょう。
一般論は、どう考えても興味を惹かない、誰もが知っているような話です。
 たとえば
●「仕事の成果を出すには、しっかりした目標が必要です。目標を持って行動しましょう」
●「挨拶は自分からしましょう。そうすれば、あなたにもいいことが返ってきます」
●「腸内環境を整えるには、乳酸菌がいいです」

 こう聞いて「なるほど」「確かに」「初耳だ」「素晴らしい」と思う人は、皆無に等しいでしょう。

気を使ってうなづく人もいるでしょうが、心の中では
「そんなこと知っている」「常識でしょう」「今さら……」
 ダメだしをしている方も、いるはずです。

 そして、「私はこんなつまらない話はしない」と、思うでしょう。
 しかし普段なら、こうした類の話をしないあなたでも、急にスピーチを促されたり、意見を求められたりすると、気の利いた話のネタが思い浮かばず、「つまらないだろうな」と思いながらも、一般論でその場を繋ごうとする場合があります。

話すあなたからして、「つまらないだろうな」と思うのですから、相手はもっとつまらないに、違いありません。
人は誰しも、聞くよりも話をしたい、自分を理解して欲しいと願う「話したがりやさん」なのです。
それでも相手の話を聞くのは、そこに興味や関心を見出そうと期待するから。
話を聞くことで、それらを得られると思うからです。
しかし一般論では、期待はずれに終わります。

そこに上下関係や利害関係がある場合には、仕方なく相手は聞くでしょうが、不快感は否めません。
度重なれば「この人の話はつまらない」「中身が薄い」というようなレッテルを貼られてしまいかねません。
すると重要で緊急を要する話も、スルーされる可能性すら生まれます。

~人は誰しも「話したがり屋さん」~

最後までお読みいただきありがとうございました。臼井由妃

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