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「体のパーツ」を味方にすれば、緊張感から開放される


おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。

人前に出ると、うまく話せない。緊張でパニックになる。相手の顔をまともに見られないという方。反対に「沈黙」が怖くて、ひたすらしゃべり続ける。自己紹介なのか、自慢なのか。世間話なのか?
話をした内容は何であったのかを、思い出せないという「あがり症」の方も、いらっしゃいますね。

実は、あがり症や口下手の方には、正座や直立不動など、緊張した姿勢で話を続ける人が多いのです。その姿勢そのものが、悩みを作り出しているといっても、過言ではないでしょう。

そうした悩みを持つ方は、日常から意識して体を動かしながら話をするのが、効果的です。たとえば、部屋を歩きながら、自己紹介を想定して声を出したり、デスクを掃除しながら、「ありがとうございます」「お疲れ様でした」など、挨拶のトレーニングをする。
散歩しながら、プレゼンターションでの発言を予行演習する。

仕事の指示をする際には、
「3月3日が締めきりですので、よろしくお願い致します」と、言葉だけで伝えるのではなく、指文字で「3」を印象付けながら伝える。
 大きさや長さなどは、両手を使って「これぐらい」と身振り手振りをいれながら、会話をすると、緊張がほぐれて構えず会話ができます。

逆を言えば、大切なプレゼンの場で緊張して伝えるべきことを忘れてしまったというような非常時には、何をおいても体を動かすのがお勧めです。
不思議なもので、体のパーツが動くことで脳への入力と出力が繰り返され、活性化して緊張感が解けていきます。

ゆっくりと歩くのがいちばん効果的ですが、式典でのスピーチや会議の席での発言など、歩くのが、不釣合いなシチュエーションもありますね。
壇上の話し手が突然歩き出したら、大きな会場では、音が拾えず聞き手は不快になります。
そのような場合は、体を動かすのではなく視線を動かすといいでしょう。
一点を集中してみるのではなく、ゆったりゆっくり会場全体に視線を配りながら、首を動かしたり、背筋を伸ばすだけでも、緊張感から開放されます。

私は講演家として、これまで500回以上の講演やセミナーを行ってきましたが、今でも緊張から、伝えたいことが飛んでしまったり、適切な表現が見つからず焦るときがあります。
そのような時は、迷わず微笑みながらゆっくり会場全体に視線を配る動きをします。
すると、忘れていた言葉や伝えるべきことなど、ほぼ100%、蘇ってきます。こうしたしぐさをすると直立したままで話すよりも、表情が豊かになりますし、声にメリハリも生まれます。
饒舌に話せなくても、伝わる話ができるようになるのです。
体を動かせば、自然と言葉が溢れ出します。

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