見出し画像

気の利いたことが言えないという人は、この手がある!

おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。

会議や商談などで、意見や感想を求められることがあります。
特に相手が上司や取引先の偉い方ですと、気の利いたことを言いたい、気に入られたいと思うのが、人情です。
そうはいってもなかなかいい言葉が見つからず、困ったという経験をお持ちの方も、多いでしょう。
そういう場面で私が活用しているのが、「体のパーツ」を使った表現方法。

取引先と会食をしていて、
「新商品の売り上げはどうですか?」と、質問を受けたとしましょう。

こういう場合、多いのが
「おかげさまで、好調です」
「順調です」「お客様から喜んで頂いています」
謙虚な姿勢を示そうとする人では、「着実に売れています」「それなりに売れています」

と言う方もいらっしゃいます。

これらが、悪いのではありませんが、いつも同じような返答では会話がマンネリになります。優等生的発言ではあっても、そこから会話が弾むとは思えません。
かといって、「絶好調! イケイケです」とか
「ワクワク・ルンルンです」では、あまりにも軽薄です。
親しい方だとしても、「(あなたは)ビジネスを舐めている」と、呆れられるでしょう。
新商品の売り上げの感想ならば
「おかげさまで右肩上がりです」
「息つく暇がないほど、売れています」というように、体のパーツを使って感じたことを表現すれば、単に「好調です」というよりも、具体的で相手の心に響きます。

無理やり言い換える必要はありませんが、たとえば何か贈り物を頂いたら、いつも「嬉しい」「ありがとうございます」では、能がありません。
本当に喜んでいるのかと、疑問を抱く方がいてもおかしくないでしょう。
時には「心が躍ります」「胸が高鳴ります」「心をわしづかみにされました」
「心がキュンとしました」などと、伝えると
「そんなに感動してくれたのだ」「贈って良かった」と相手も喜び人間関係はより、豊かになります。

体のパーツを使った表現には、ほかにも「耳が痛い」、「肝に銘じます」、「頭がズキズキするような」、「心臓がバクバクする」、「眉間にしわをよせる」、「両肩にのしかかる」、「こぶしが震えるような」、「腑に落ちる」、「手に汗握る」「背筋が凍るような」、「首が回らない」「心がとろけるよう」……など。

日頃あなたが使っているものも、ドンドン浮かびますでしょう。
たとえば「胸」だけでも「えぐられそう」「はちきれる」「熱くなる」というように、次々に出てきます。体のパーツを使った表現は、口下手な方にとっては妙薬になります。
どう表現して良いか分からないときは、我が身を見て「そうだ!あの表現にしよう」体のパーツに、助けてもらいましょう。
少々的外れになったとしても、笑顔がこぼれ会話が弾みます。

~体のパーツを使った表現は口下手さんの妙薬~

最後までお読みいただきありがとうございました。臼井由妃

💛最新刊・好評発売中💛

💛毎日配信standfm「言葉のパワースポット☆ウスイユキチャンネル」💛

💛YouTube始めました・チャンネル登録して頂けたら幸いです💛


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?