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結果を出す人は決め手のひと言を知っている

おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。

尊敬や思いやり、愛情が含まれてこそ「ねぎらいの言葉」と言えます。
相手の年齢や立場、状況、心情を尊重して相応しい言葉を選びましょう。

●くれぐれも大事になさってください
●くれぐれもお大事になさってくださいね
 高齢の方や、体調を崩されている方などをいたわる言葉です。

特に、極寒や猛暑のときなどに相応しく
「寒さが厳しい日が続きますので、くれぐれも大事になさってください」
「猛烈な暑さですから、くれぐれもお大事にさってくださいね」といえば、いたわりの気持ちがさらに伝わります。

●ご心痛のほど、お察しいたします
 同じような意味だと捉え「ご心配でしょう」というと、
「(こんな状況で)心配しない人はいないだろう」
「当たり前だろう」という気持ちになりかねませんが、
「●●様がお怪我をされたと伺いました。ご心痛のほどお察しします」と言えば「ありがとうございます」と、すなおに応じることができます。

●(私で)お役にたつことがございましたら、お声をかけてください
●お力になることがありましたら、どうぞお声をかけてください

 この言葉には、私なりの思い入れがあります。
 かつて会社の経営に行き詰まり、心身の健康も損なった私は傍目にも「危険な状況」に見えたのでしょう。
「どうしたの? 悩みがあるんでしょう」「水臭いなあ~ 打ち明けてよ」
 そんなふうにいわれました。
もちろん親切心からの言葉だと理解していましたが、どうしても話す気持ちにはなれなかったのです。なぜでしょうか?
それらの言葉に「押し付けがましさ」や「お節介」を感じてしまったからです。その経験から、悩みや困りごとを抱えていると思われる相手には、あまり踏み込まず
「お役に立つことがございましたら、お声をかけてください」等と、伝えています。


こうすると、押し付けがましくなく援助を申し出ることができます。
嫌な気分を与えてしまうこともないでしょう。
ねぎらいの言葉は、とかく自己満足になりがちです。
 相手を自分だと思って「こんなふうに言われたら嬉しい」「心地良い」「笑顔になる」そんな言葉を選んでくださいね。
 そしてねぎらいの言葉は「ひと言」に限ります。長くなるほど、胡散臭さや嘘っぽさを相手は感じるもの。この点、注意が必要です。

~ねぎらいの言葉は「ひと言」に限る~

最後までお読み頂きありがとうございました。臼井由妃

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