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一筆箋を習慣にすると仕事や家事がドンドン片付く

おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。

一筆箋を書く、ひと言添えの楽しみに目覚め一年ほど経た頃、会話やメモでもできるだけ「短く」「シンプルに」伝えることを意識している自分に気づきました。
命令文や疑問文、否定文をあまり書かなくなり、肯定文に書き換えるようになったことにも、驚きました。
それまでは仕事の連絡や家族にあてたちょっとしたメモでも、
「●●しないでください」や「遅刻厳禁!」
「大至急」「絶対に●●すること」等。
決め付けたような、伝え方が多かったのです。

「!」や「絶対に」「必ず」「~こと」と書くと、怒っているよう。
 それできちんと相手に伝わり、思惑通りに動いてくれると、私は思っていたのですが、逆効果。

 嫌々、仕方なく、口うるさいから行動する。
会社や家庭でも、周囲の協力を得られるという雰囲気ではありませんでした。結果、ミスが生じたり仕事や家事が滞ったり。
多くの用事を抱え込み「ああ、忙しい」
「私だけ、なんでこんな目に遭うの」と。
不平不満で爆発しそうな自分を抑えるのに、必死でした。
 
日本語には命令や疑問、否定的な表現が多く、無意識で使っている場合が本当に多いのです。 仕事の場では
「納期を守ってください」「割引してもらえないのですか?」
「コピー用紙の無駄づかいをしないでください」

 家庭では「汚い手で触らないで」「こぼさないでね」
「勉強しなさい」と。

 時間に追われテキパキ片付けたいあまり、こうした伝え方をしている人も多いのでは?でもこんなふうにいわれたら、素直に従いたくないと思うのが人情。相手のことを考えずに押し付ける、「伝えっぱなし」ですものね。
 
 一筆箋で伝えることが習慣になると、思考を整理する力が身につきます。
さらに相手の顔を思い浮かべ書くことで、命令や疑問、否定的な表現は馴染まないと気づき、自然と肯定的な表現が増えてくるのです。
肯定的な「ひと言」を添えれば、相手も肯定的に受け取ります。

「トイレットペーパーの無駄づかいをしないでください」ではなく、
「エコ活動にご協力いただきありがとうございます」
「会議に遅刻しないでください」ではなく
「スムーズな会議進行にご協力、感謝致します」
 という表現にしたら、そうしたくなるのです。

おかげさまで、周囲の方や家族の協力も得られるようになり、仕事や家事が以前に比べて、はかどるようになりました。

~一筆箋でひと言添える習慣が、あらゆる場面で活きる~

最後までお読みいただきありがとうございます。臼井由妃

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