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しゃべりには自信がある、早口でないという方こそ、要注意

おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。
口下手を自認されている方や、上がり症の方はどうしても早口になる傾向があります。沈黙が怖くて、しゃべらずにいられないという人もいます。

そして、しゃべりには自信がある、早口でないという方こそ、要注意。
あなたの話は伝わってない可能性が、あります。

実は、自分では「少しゆっくり話をしているかもしれない」と思う程度の速さで、調度いい。相手は聴きやすく、安心するものなのです。
すると余裕がうまれ、上品な印象を演出できます。

上品な人の話し方の特徴は、相手を心地良く、ほっとさせることです。
あなたの周囲にも、いらっしゃるでしょう。その人と話をすると、落ちつく。また会いたくなる。会話の余韻に浸れる。
そういう方は、常に相手を自分だと思って、話をしているといえます。

「自分だったら、こんな言われ方はしたくない」
「私だったら、こんなふうに伝えて欲しいな」
そんなふうに相手を自分に置き換え、そこから話を導きだしているのです。

もちろん、愚痴や不平不満、噂話などは口にしない。なるべく明るい話をする。相手の話は端から否定しないで、最後まで聞く。うなづく、微笑む、傾聴する……など、言葉でなくても相手を心地よい気持ちにさせる方法もあります。
相手を自分だと思って、接する=話をすると、とげとげしいものの言い方や難しい言葉は使わなくなります。自然と、上品な話し方になります。

 上品な話し方をする上では、場面に応じた敬語を使っているかを、確認するのもいいでしょう。誤った言葉遣いに気づかずにいると、知性や教養の無さを露見してしまいます。

かつて、東京の麻布にある地名「狸穴」(まみあな)を「たぬきあな」、台東区にある駅名「御徒町」(おかちまち)を「おんとまち」と、口にした知人がいました。

東京生まれでない方にとっては、馴染みがない地名かもしれませんが、何度も間違われると、首をかしげてしまいます。読み方に自信がない地名や駅名は、思い込まずに調べましょう。

正しく敬語を使える、正しい言葉遣いができる、地名を正しく読めるというだけで、信頼度や安心感が高まります。
博識であることを誇示しようと場に相応しくない話題を持ち出したり、情報通を示すように、流行語や業界用語を使うのはNGです。

仮に周囲の人がくだけた言葉を使ったり、流行の言葉を話していてもぶれずに正しい言葉を使いましょう。
普段、どう話しているかは、ふとした瞬間に出るもの。普段、使っていない言葉を改まった場で使おうとしても、無理があります。
日頃から、丁寧な話し方を心がけましょう。

すると、あなた自身の考え方や振る舞いまでも変わってきます。

~相手を自分だと思って話をすると自然と「上品な話し方」になる~
最後までお読みいただきありがとうございました。臼井由妃

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