3台

中国のスマート・スピーカー

こんばんは。みんな大好きスマート・スピーカー。もう使いこんでいる方も多いと思います。我が家はあまり広くないのですが、clover friends, google home mini, Alexa echo dotと3台のスマートスピーカーがあり、息子・娘・居間と各部屋に散らばっていて、無いのはパパの物置き部屋だけでございます。

そこでスマートスピーカーを、深センで買ってみました。

3台

(左:シャオミ AI音箱 小愛同学、中央:バイドゥ 小度在家 1s、右:アリババ 天猫精灵)

ちなみに、3台とも、ディスプレイ付きを選んだのは、もちろん中国語がほとんど話せないからです(*´Д`) あまり使いこんでいるとは言えませんが、機種の違いをお伝えしたいと思います。

最初に、使ってみた結論からいうと、中国語の初学者には、バイドゥの小度が一番向いている気がします。

どの機種も、直接コンセントへ差し込むACアダプターが付属しています。電源電圧は100V~200Vの両対応で特に問題なし。しかし、画面に時刻表示をしてくれるのですが、なぜか中国標準時のみ(UTC+8)。うっかりすると、遅刻しそうになります。

電源

スマートスピーカーといえば、音楽を聴くことが多いと思いますが、どの製品も「QQ音乐」に対応しており、すぐに聞くことができます。

(1)小愛同学

小愛同学

コンパクトで枕元に目覚まし時計代わりに置くのに良さそうなサイズです。
音楽を流すのにも向いている印象。上面に配置されている3つのボタンのうち二つが、ボリューム+とーボタンとなっているので、手の届くところに置いて置くのがいいかもしれません。
また、タッチディスプレイからできる操作は控えめ。他の製品がタッチ操作に重きを置いているのとはちょっと違う方向性のようです。
音声の応答については、残念ながら反応が鈍い印象です。(クラウド側で音声処理をしているのかも知れません)また、中国語の発声・イントネーションを厳密に聞き取っているようで、ネイティブ以外の方には難しいなぁと。
( ;∀;)
価格は、双十一セールのときで、約200元でした。

(2)小度在家

この製品だけ、Wifiではなく直接4G網に接続できるキャリアモデルもあるようで、スマホと一緒にキャリアの店舗でも販売されていました。

小度2

小度

こちらは、しっかりしたタッチスクリーンがあり、画面で操作する方向の製品です。上面にはスクリーンオフやホーム画面に戻るためのボタンのみです。
テレビのネット配信機能があり、かなりのチャンネル数を、見ることができました。また、Gio IPで場所を自動検知してくれているようで、天気予報も正しく教えてくれます。

小度3

あと、音楽を聴いているときなどに、画面下部に、いま使えそうな操作ワードを表示してくれ、中国語の語彙が少ない僕にはぴったりな親切設計です。

(3)天猫精灵

天猫精灵

Tモールでの買い物機能に強み。(日本では、強みになりませんが。)
テレビのネット配信は、Geo IPで場所を特定しているようで見れず。あと天気予報など聞くための場所の指定を、専用スマホアプリから設定しようとしますがなぜかできず。
音声認識は秀逸で、割とイントネーションや発音が悪くても、反応してくれます。