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小さじ2杯のツインアルプス

本坊酒造のマルス信州蒸留所(駒ケ根)で作られているブレンデッドウイスキーです。
駒ケ根には登山やリンゴ購入で年に一度は必ず訪れているのですが、蒸留所があるのは今まで知りませんでした。
水は良いし空気も綺麗、酒造には良い環境なのではないでしょうか。

駒ケ根に行くと、中央アルプス宝剣岳が夕日に照らされて輝いていたり、南アルプスの急峻な頭が見えていたりして、登山が趣味の私には夢のような土地です。

本坊酒造のウイスキーラインナップでは、中堅どころ?の位置づけでしょうか。シングルモルト「駒ヶ岳」、鍵付き棚に箱入りで売られている「越百」の下ですかね。
近所のコンビニにあったので、味見のためミニボトル購入しました。価格はフルボトルでもかなりお手頃でした。

グラスに入れると、ん?香り薄いかな?アルコールがツンとするな、という印象。で、ちょっと加水してみたら、急に軽やかな樽香が出てきました!さらにドライフルーツ入りのパウンドケーキっぽい香りも。
香り立ちは、今まで試した外国のものに比べると弱めです。熟成年数などを考えると、同列で比べるものでもないと思います。

味わいは、アルコールのトゲトゲしさはあまり感じず、うっすらドライフルーツの風味もあり美味しいです。煙っぽさは感じないので、ノンピートのスコッチがお手本なんですかね?ハイボールもさっぱりして木の香りがして合うんじゃないかなと思いました。日本人の味覚に合うんじゃないですかね!?

かなり手頃な価格で、この美味しさは凄いなと思いました。今度駒ケ根に行くときは、蒸留所まで足を延ばしてぜひ見学て、お土産にウイスキー買いたいです。

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