見出し画像

自分のことはちょっと見えないくらいがちょうどいい

自分のことをもっと知りたい、もっと奥にはどんな自分があるのか、と思っていた(まだ思っている)けれど、全部を見ることができたら、それはそれで困ってしまうかもしれない。

自分を深掘ったその先

自分って何だろう、何がしたいんだろう、もっとできることはないかと自分に問いかけすぎてしまいがち。自分の中にそんなにすごいものが埋まっているとは思っていなくても、なんだか自分自身が気になる。

占いを見てみたり、いろいろ考えてみたり、人に話して大丈夫だと言ってもらって安心しようとしたり。深くまで覗こうとしてみても、覗こうとすればするほど、見えなくなってしまうことも。

自分とは長い付き合い

長い付き合いにならざるを得ない自分だからこそ、ちょっと見えないくらいがいいのかもしれない。「なんだかよくわからないやつだな」と、ちょっと放っておく。放っておいたら、意外と見えてくることがあるかもしれないけれど、それでも放っておく。

見えたからと言って飛びつかず、そうだね、そこにあるんだねと言おうと思う。ちょっと離れて、ちょっと気になって、でもちょっと離れながら私を眺めたら、肩のあたりが軽やかな気がする。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?