見出し画像

音効果に苦戦している話

ティラノフェス2020開催しましたね。
そちらについては別記事にて(たぶん)書きますが、フェスが開催され前述の通り2作品で参加している現在なにをしているかといえば。

効果音含む音響と格闘しています。

プレイしていただければ幸いですがそうでない方にも説明すると、提出した2作品にはどちらも音効果が(ほぼ)ありません。
一応ほぼとしているのは効果音ひとつのみ使っているからです。
逆に言えばそれ以外は無音ということです。

どうして音がないのか。なのですが、理由のひとつには『時間が足りない』はあります。
しかしそれを上回る理由がありました、それが。

適切な音をシーンに組み込む知識が足りない。
でした。

ゲームはフリーゲームだけでなくスマホゲームやコンシューマもしています。それ以外でも映画ドラマアニメも見ますし舞台も見ます。
それでも、自分にとってこの『音』というものを使う側としてとして、正確に言うと期限内にそれを組み込むことはいまできないと判断してでした。

あとは自分のプレイスタイルも影響しています。
特にスマホゲームの際、基本的に自分は音をオフにしてプレイするタイプだったのです。つまり、無音のゲームということにそれほど違和感を抱かなかったのです。
いや、音はいるだろというのは頭では理解できます、でも『なくても成立はするのではないか』とも思ってしまうわけです。
音が作り出す作品の深みであったりは理解しているのですがそれでも、なくてもまあ、そこまで致命的なことはないだろうと思う下地が自分にあったわけです。

でも、そういうわけにもいくまいとは薄々は気付いていたので折を見て着手しようとは考えて、それを実行しだしたのが最近です。

これが、難しい。

ひとえにこれは自分の体質?的なものによるところが大きいです。
つまり「なくても成立する」は「合わないものを聞かされることの苦痛」からの避難方法でもあったからです。

とかく、自分は『音』に対して日常でも過敏に反応します。

大きさ、発せられる音、種類、それが噛み合わないと気になって仕方がない、なんなら気分が悪くなることもある。それがとても細かいところまで至っている。

ゲーム制作で言うのなら例えばループ設定している音の繋ぎ目に違和感があるとそこが気になって仕方がないなどです。
あと聞き続けると酔う。三半規管しっかりして。

これがまあ、作業をしていて邪魔をしてくることこの上ない。
あらゆる作品の音響プランナーの人はすごいなと本当に思います。

とはいえ、無音でこのまま突き通るのは自分が納得できない。
なので、「ああああ、この音じゃないつなぎ目ええええ」など言いながらも作業をほそぼそと続けていきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?