24Hでサウンドデザイン！

ゲームサウンドの授業の課題の一つに、
[24時間以内にサウンドデザインして提出]
というものがありました。

インストラクターの話では、ゲーム会社によっては就職する際にテストの一例として、渡されたビデオに指定された音源のみ使ってサウンドデザインのスキルをみる場合があるとのこと。

その状況を意識しての課題でした。

授業で使用したビデオは、Waves Sound Design Competition 2011で使われていたもの。
インストラクターからもらった効果音は37個。
いびきや豚の声や大砲の音や車の音などなどなど。
シグナルジェネレーターやシンセサイザー系は使えないけれども他のプラグインはどれだけ使って加工してもよし。

時間内にという焦りもありましたが、それよりもどのプラグインで加工すると思っている音になるのか瞬時に判断できるかどうか、指定の効果音をどう活かしたり加工したりして動画に合わせるか。
そしてただ作成するだけでなく、作成過程を紹介する形でレポートを書くという課題も・・・。
行き当たりばったりでやっちゃうと、後々どう処理したか文字で説明しづらいので、デザインしながら・メモしながらでした(笑)

カーレースが舞台になっているけれども、かといって車の音多用するだけでは味気ない気がするし、何か目的を持たせて音をつけていく必要がありそう。

ちなみに私は
・運転手の心情を表す
・違う音を加工して求める音にする
という点を心がけてみました。

こちらが完成品。

例えば・・・
車のエンジン音 ← いびき・プーマの声・風車音
車の衝突音 ←チャイムの残響音・ 風防の強打音・雷音・金属の強打音
という感じに。

また、雷音をKontakt6に入れ込んでピッチ・ディストーションを動画に合わせて変えながら録音することで、
ひっくり返った時の恐怖感からゲームスタートの高揚感へ移行するイメージを表してみました。(うまく表現できてるかな？？笑)

焦るとよくないけども、決められた時間内に短期集中で表現できるようにもならないと！
と思った課題でした。

ちなみにYouTubeやVimeoで検索していると、過去の卒業生の行った作品や、実際この動画使って行われていたコンテストの優勝者など、他の人のサウンドデザイン も聞けるので、ご興味あればぜひ:)
https://www.waves.com/sound-deisgn-competition-2011

今後も色々と情報発信していきます！

どうぞよろしくお願いします！

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