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舌下免疫療法7(9ヶ月め):まさかの服薬中止

ダニのエキス(ミティキュア)を飲む舌下免疫療法、9ヶ月目の記録です。

*     *     *

仕事帰りに知人とスマホで話しながら駐車場に向かっていたら、電話の向こうから「ねえ、なんか息切れしてない?」と言われた。
「そうかなあ? 自覚症状ないよ。あ、マスクして話しながら歩いたからかな?」と答えた。

そして昨日、やはりマスクをして、病院までの道のり(10分ほど)を歩く。
間違いない。
息切れしていた。

ミティキュアと同時にアズマネックスを毎日吸入しているけれど、それでダメなときはメプチンエアーの吸入をする。
今回はその服用回数がけっこう多かった。
3月末に4日連続、これは黄砂で視界10キロ以下だったとき。
そして、昨日と今日にもメプチン吸入した。
喘息というほどではないが、昼間に息苦しくなるのだ。

先生が吸入の記録表を見ながら言った。

「あ〜。1ヶ月、ミティキュアをおやすみしましょう。大丈夫、1ヶ月で再開できると思うから」

ええ! 9ヶ月もがんばってきたのに、おやすみなの? と軽くショックを受ける。

調剤薬局でいろいろ考えて、そしたら思い出した。
もともと、去年のこの季節にひどいことになって、それで検査をしたんだった。
ダニアレルギーの数値が異常に高く、「保険適用できるから」と、症状が落ち着くのを待って治療を始めたんだった。
布団乾燥機も買った。
掃除機も念入りにかけるようになった。
でも、なかなか一朝一夕では治らないもんですね。

そりゃそうだ。

小さい頃からアトピーで、ずっと皮膚科通いだった。皮膚科の薬はとても眠たくなってつらかったけれど、「副作用」ということがあまり言われていない時代で、わたしは「具合と機嫌の悪い少女時代」をすごした。

成人してから、大人喘息を発症し、最初は何が起こったのかわからず、救急病院に運ばれたりもしたっけ。

軟弱だったし、アレルギーが強いことも知っていたけれど、「根本治療」なんて、この年になるまで行きあたらなかったんだ。

それまでの年月に比べれば、まだまだ短い治療歴。

気長に気長にいきましょう。

目標は最低3年とのこと。先が長いよ。



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