凝り固まった自分に気づく

先日、家族でドライブに行きました。
久々に高速に乗って、山と川を見に。

そこで、広く広がる空と、山の緑と、川の音や匂いを嗅いで、気づいたのですよね。

あーーー、忘れてたけど、そうそう。
今、この広大さが私に欠けてたんだ！
空の写真撮るとき、電線が入ることを気にしなくて良い視界の広さ！！

別に私は在宅勤務でも仕事はあるし、
朝から晩までZOOMにへばりついていても若干腰とお尻が痛い位だし、
何ならコロナ前よりZOOMで会う人の数は増えてるし、
グルメでもないし、物欲ないし、
家から出ない生活も意外と平気。

でも、いかに狭い世界の中を見ていたのか。
気がつかずに背中が丸まっていたのか。
視野が狭くなっていたのか。

それに気づけました。

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最近、在宅勤務中のクライアントさんから立て続けに、

「仕事に追われている気がする」
「時間感覚がごちゃごちゃ」
「ちゃんと生活できない」
「ONとOFFの区別がつかない」

というテーマでセッションを行いました。
よくある話、ではあり、「そんなもの、自分で時間を決めてコントロールすれば良いだけじゃん？」と言われればその通り。

でも、それをセッションのテーマにして話したいと思うということは、お困りごとなわけです。

実際、話をしていると本当に辛かったり、精神的に疲弊している様子がうかがえます。

その理由を深掘りしていくと、この3つがあるなと思います。

1.　誤ったルーチンが出来上がってしまっている
2.　「外出＝悪」により、外に出ることに恐怖心がある
3.　感情を話す機会が減っている

1.　誤ったルーチンが出来上がってしまっている
クライアントさんに、「コロナ前にはやっていた／あったことで、今はやっていない／なくなったことは何ですか？」と聞くと、色んなものが出てきます。

・朝食の時間がバラバラ／食べなくなった
・化粧や髭剃りをしなくなった
・着替えなくなった（特に夏はパジャマ兼用Tシャツ！）
・昼食がダラダラ食いになった
・仕事の終わりチャイムがなくなった
・気がつくと寝るのが遅い
などなど

その中で、自分の生活を律してくれていたものは何でしょう。

「コロナだから」という理由でルーチンから外れ、新しく、悪循環のルーチンに置き換わっていく。

しばらくはそれでも良いのですが、
認識なくその悪循環ルーチンが定着してしまうと、しばらくして「なんか変」の原因となっていることがあります。

たとえば、ポテチを食べ始めたら、なんとなくクセになってしまい、別に食べたい訳ではないけれど、なんとなく食べないと寂しい感じになる。
結果、胃もたれ連発。みたいな　→　ん？私？？

悪循環ルーチンを書き換える一番良い方法は、新しいルーチンを身体に覚えこませること。1週間位続けていると、書き換わってきます。

その1週間が続かないということは、それは自分に適した書き換えではなかったということ。「違ったんだな」と思って、新たな実験をしてみれば良いと思います。

自分の心が喜ぶ新しい小さなルーチンを意識的に探して、身体で試してみることをお勧めします。

2.　「外出＝悪」により、外に出ることに恐怖心がある

Stay homeと言われ、家の中にいることが世の中のためにできる最善策と言われ、出来る限り家にいた方は沢山いると思います。

その結果、「外に出ること＝良くないこと」と潜在的な意識が植え付けられ
すべての外出が怖くなっている方々が出てきているなと感じます。
外出して、感染して、叩かれまくる様子を見るたびに恐怖心が増えていく。

感染リスクはまだあります。
ですが、コロナの状況も変わってきています。

少しだけ、自分の在り方もバージョンアップしてみませんか？

たとえば、少し違うエリアに散歩に行く、でもOKです。
無理のない範囲で、少し違う範囲のことを試してみませんか？

3.　感情を話す機会が減っている

リアルで人に会わない日々が続き、仕事もすべてオンライン。
会議は山ほどあるけれど、ZOOMに入って、仕事の話をして、OFFして、次の会議に入って、等の繰り返しでは、慢性的に気を抜けない状況になってしまいます。

このように、仕事だけの接点しかなくなってしまうと、自分の感情がフツフツと自分の中で溜まってしまいます。

「いやいや、もともと感情表現豊かな方じゃないし」と思う方も多いです。

でも、ちょっとした愚痴、ちょっとした発見のシェア、ちょっとした悩みの相談、ちょっとした笑い。などなど。
リアルで人に会っていると、ちょっとしたことで感情に触れられる機会が多いものです。

人間がAIと違うのは、感情があることです。

つまり、それだけ大切なのです。

是非、そんな自分に気づいたら、積極的に雑談の時間を設けてください。
10分だけ無駄話しない？でも、上司に「在宅勤務続きで、モヤモヤするのですが」と言って話す時間をもらうでも、何でも良いと思います。

感情を抑え込み続けていると、そのリリースの方法が分からなくなってきてしまいます。

少しだけ、そんな時間を設けてみてはいかがでしょうか？

（あ、もちろん、私にセッションを申し込んでいただいてもwww）

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凝り固まった自分に気づくことはとても大切。
どうぞ、少しだけ自分を緩めることができるようになりますように。