ゴールド免許になれない理由
昨日のBay FMで母の日ネタということで、「#それが母というもの」の特集をやってました。
いろんなリスナーさんの母ネタが面白くて、あー、分かる分かる、と面白くも懐かしくも感じながら、聴いていました。自分のことだけではなく、他のママ友がしでかしてたこと(笑)なども思い出しながら。
そんな私の、そろそろ時効だよね、の話。
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忘れもしない息子の中学野球部時代の話です。
学校に行った息子から
「ユニフォームに背番号を縫い付けるのを忘れてた。
これから帰るから、車でグランドまで送ってくれー。頼む!」と(校内で見つかるとまた没収される携帯電話から)の連絡が。
見ると、背番号はちゃんと家にある。
キャプテンの子のママからもLINEも電話もあり、どうやら騒ぎになっている模様。
別にレギュラーじゃないし、
自分が悪いんじゃん、
と内心思いつつも、そこは母。
やっぱり息子はかわいい。
と、ちょっとどんな展開になるのか、面白そう。
背番号と裁縫道具を抱えて車を出し、学校と家の間の落ち合える場所で息子と合流。
助手席で、「気持ちわりー」と背番号を車酔いしながら縫い付ける息子に、ここぞとばかり恩着せまくりシャワーを浴びせる。
そして「まったくもー」と言いながらも、ちょっと面白い事態を楽しみつつ、試合開始に向けてグランドへGO!
追い越し車線がガラガラなのを不思議だねと話ながら、
「ラッキー!」と飛ばしまくっていたところ、
突然現れた婦警さんに車を誘導され、自分が捕まったことに気づく。
そう、スピード違反で一発免停に。
30年の無事故無違反が消えた瞬間でした。。。
切符が切られる間にユニフォームの背番号の縫い付けも終わり、試合にもギリギリ間に合い、みんなに「良かったね~」と言われる中、一番頑張った私ひとりが罰金、出頭、免停となんとも言えない結末を迎えたのでした。
あれから2回目の免許更新の連絡がきましたが、私はまだゴールドになれません。トホホ
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あの時、婦警さんが最初に言った言葉は
「かなりスピード出てましたね。事故にならなくて良かったですね」
その一言でハッと我に返り、本当にそうだなと大反省。
割と冷静な私でも、ノリや優先したいものが頭の脳裏にあると、こんなにも周囲が見えなくなるものなんだ、とショックを受けました。
その後、違反者講習を受け(受講者の人数が多いことにも衝撃)、
さだまさしさんの「償い」を聞いて泣き、
さらに事故になる前に捕まったことに感謝して、
以来、安全運転です。
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ちなみに、そんな息子は自分が運転免許を取る段階になって、点数の内容を知り、あの時は悪いことをしたと反省したそうです。
そして、あの時、婦警さんが超加速度の数字を見せながら、「メーターは誤差がありますからね、ご自身としてはどうですか?」と何度も聞いてくれたのは、ギリギリ一発免停ラインだったので、「ちょこっとおまけしてください!」と言えばやろうと思ってくれたのかな・・・とか思ってみたり・・・(笑)
でも、そこでオマケしてもらってたら、ここまでの学びはなかったろうから、これもまぁ良い経験・・・
と思い、今度もまた違反者講習受けてきます・・・
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