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伝えることの奥深さ ラジオDの上野さんの話を聞いて ~HOKKAIDO Youth Sessions GREEN DAY 参加体験記 ~

「伝える」って何だろう、

こんなテーマについて、考えたことはありますか。


こんなテーマについて、オンラインで北海道を拠点にエネルギッシュに活動する方々とお話しできたのは、

知人(学生)の紹介で参加した、2日間のワークショップ、「GREENDAY」でのこと。

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イベントは、簡単に言うと、NGO主催の、zoomを使ったワークショップだった。コンセプトは、さまざまな取り組みについて、発信・受信・トークする、そんな感じだった。

インスタグラムのストーリーからフォームに飛ばされ、手続き(入場料1000円を支払い)をすると、数日後にドライしいたけと味噌とともに、パンフレットがレターパックで届いた。驚いた。(セッションの中で使う物品だったようだ。)

パンフレットには、東京で活躍するラジオディレクターから、北海道で働く地方公務員まで、さまざまな方々がゲストとして並んでいる。

コーディネーターは、札幌の学生を中心とする(?)ボランティア団体、「ezorock」である。活動のベースはフェス会場での清掃ボランティアであるが、地域に根差した活動は多岐にわたるようだ。

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私のお目当てだったのは、ラジオディレクター上野恭平氏による、「伝える」ことに関する講座だった。上野氏は学生時代、主催団体ezorockの立ち上げにも深くかかわり、その中で社会の課題を幅広く発信することを目指したようだ。

伝える仕事・発信する仕事に興味がある自分にとって、是非聞いてみたいお話だった。

伝えるって何だろう、なんて考えたこともなかった。なんだろう、どんな哲学があるのだろう。聞いてみたい。そう思って参加した。

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ラジオの仕事は、奥深い。

(ここでは、聞いたものを全て並べたいが、それだと訴えられそうなので、印象的なものについて少しだけ。)

映像で伝えるテレビと比べて、音声だけで伝えるラジオは、工夫が必要であるのだときいた。

例えばお寿司のうまさについて伝えたいとき、お寿司がいかにうまいか、どんなに良い素材を使っているか、といった「事実」は、伝えずらい。

むしろ、なぜおいしいのか、どんな環境で、誰がどんな思いで作ったのか、などの「バックグラウンド」を語ったほうがよいのだ。

私たちが何かを伝えるときに、その多くは声で誰かに伝えるだろう。(図や映像などを支える機会は限られている)就活なんかで志望動機を語るのもそうだ。

そんなときに、少し意識してみれば、伝わり方が変わるかもしれない。

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内容については、ここら辺にするが、

私が参加してよかったと思うのは、

「伝える」ということについて、こんなにも奥深いのだと気づかされたからだ。

何気なく話していた言葉を、相手を思いやって工夫することで、コミュニケーションが豊かになっていく。

その可能性にワクワクしたし、「伝え方にこだわる」という世界の奥深さや醍醐味にもワクワクした。

上野氏の語り口調一つの中にも、語られていない哲学が沢山あるのだろうと思い、もっとお話を聞きたくなった。

そして最後には、何気なくセッションの中で自己紹介した自分のセリフを思い返しながら、「ここはこうすればよかった」なんて思ったりした。

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ワークショップ形式でインタラクティブに話を聞くのは初めてだったが、

最前線で課題に向き合う人の話を聞くのは、「生」の体験で、すごく刺激的だった。

それも、本やネット、動画を見るのとは違い、自分もトークに参加できるのがいい。その場で質問したり、話を聞いた感想を伝えることができるのは、臨場感があって刺激的だった。

GREENDAY、とっても臨場感があって刺激的!おすすめです!

~コーディネーターの皆様とゲストスピーカーの皆様、刺激を与えてくれた他の参加者の皆様に感謝です。~





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