全仏・・・の、前に。

大坂なおみが、テニスの全仏オープンでの会見をキャンセルすると声明を出して、波紋を呼んでいる。長くテニスを見ているあたしからすると、いきなり何を？！と思う話だった。テニスの選手はグランドスラム、マスターズ、どの試合でも必ずプレカンがある。試合前はもちろん、試合後は勝っても負けても、当然、ある。そしてそれは義務なのです。そりゃあ負け試合あとの会見はしんどいだろうし、プレカンに出てくる記者の中にはとんでもない質問をするのもいるのです。それは理解できる。だけれど、今回の件に関しては、やり方がよくないと感じた。いきなり、自分のSNSで宣言のようなことをする・・・、それってフェアではないのでは？と思うのです。そしてこんな発言をしたら、あちこちに影響が出ることは必須で、そういうことは考慮しているのか？とも感じました。現に、ジョコビッチも、ラファも、このことをプレカンで聞かれて、答えている。もちろん、同じ国籍である錦織も。三人とも意見は同じだ。

彼女の意見は理解できる部分もあるが、プレカンはやらなければならないこと。

ラファ

錦織

ジョコビッチ

もちろん、主張してはいけない、というわけではないけれど、選手が置かれている立場であったり、とりまく環境を考えると「プレス」というものとうまく共存しなければならないし、プレカンがあるからこそ、自分の意見を言えるという部分もあると思う。そういう、周りに与える影響とか、自分の影響力を理解していないのかな・・・と、思いました。トップランカーは、プレカンでの対応も一流です。何回も対応していくうちに、対応がうまくなっていく・・・そういうものだと思う。だから皆、必要性を理解しているし、・・・というところなんだと思う。しかしながら罰金は200万越えなのね。まぁ、トップランカーには痛くないと思うけれど、テニスをして、プレカンをして・・・世界中に宣伝をするという義務もあるということだからか・・・。しかし、今回のことで、大坂なおみはどこへ向かうのだろう。最近のラケット破壊もあたしは苦手だし、女子は見ないからなんとも・・・なのだけれど。スポンサーは潤沢だからといって、なんでも許されるというわけではないと思う。日本の報道だったり、ツイッターのコメントをみると反応はさまざまだけど、テニスのルールだとかを知らないと、意見が変わってくるかなとは思う。

とにかくまた、寝不足が続くのかなとは思う。・・・続いてほしいものだ。ドローも出たみたいだから、あとでみてみようと思うけど、今年は第3シード、トップハーフ、ジョコもフェデラーもいるみたいだし、タフドローだねぇ。。。ドローだとかはまた別のエントリ書こうかなと思う。