マンションから女。 エントランスの自動ドアが開いて 女が飛び出してきた。 すごい形相。 よく見ると裸足。 走る走る。 なにかとんでもないことがおきたんだろうか。その足がなんだか空回りして、若干前のめりな感じで走っていった。 …が、そのあとに制服をきた男たちが追いかけ、あっけなく囚われの身。 空気を蹴りながらふてくされたように 空を見て、女が戻ってきた。 と、思った瞬間! え! また女が走った。 するりと男たちの腕を抜けて、 裸足で走る。 走る女。速い!! え、うそ!
昔、もう10年以上前、近所に深夜遅くまでやっているBarがあって、 時々、仕事帰りに寄るのを楽しみにしてました。 ギネスビールとかハイボールとかをクーっと飲み干して、 その日のストレスも飲み干す。 もうそれが快感で。 バーテンダーさんは、若いのにお酒を作るのがうまくて、 氷なんかも溶け具合がちょうど良くて。 そして、絶対に少しの距離を置いてそこにいてくれる感じが心地よくて。 ある日、急に店がなくなり、私のささやかなBar通いもあっけなく終了。 それ以来バーテンターさんに会
私はつらつらと文字を綴るのが好き。 いや、違う。 私という人間を表現するためのギリギリのツールが文字なのだ。 なぜって。 口下手。引っ込み思案。人見知り。なのに人が大好きで、いつだって誰かと関わっていたい。 だから、文字。 知り合いに勧められた。 「思いっきりかけるページを一つ持ってるといいんじゃない?」 そんなわけで、今日からここで思いっきり描きます。 妄想の中の物語かもしれないし リアルな実体験の日記かもしれないし 日々の呟きかもしれない。 やってみないとなんとも