本__2_

「超」AI整理法 無限にためて瞬時に引き出す(第4章の1)

第 4 章 思考を整理する「超」AI文章法

1.音声認識で文章を書ける

夢の技術が実現した
スマートフォンに向かって話すと、瞬時にテキストの文字列に変換してくれます。
音声入力方式は、AIによって可能になった技術です。この技術は、最近数年の間に飛躍的な進歩を遂げました。従来はきわめて精度が悪かった音声認識が、やっと実用段階に達したのです。そして、目覚ましい進歩を続けています。
これは、昔から待ち望んでいた夢の技術です。1990年代に、デスクトップPCで用いる音声認識ソフトが開発されたとき、早速飛びついて試してみたのですが、まったく実用になりませんでした。それ以来、ごく最近まで、私は音声入力は不可能であると諦めていました。
そのような夢の最先端技術が、かくも手軽に、しかも無料でいくらでも利用できるようになったのは、驚嘆すべきことです。
音声入力は、まだ未完成な技術であり、不十分なところが多くあります。とりわけ、精度は満足できる水準ではありません。しかしこの技術が驚くべきスピードで進歩していることに間違いはなく、それがわれわれの社会に与える影響はきわめて大きなものになるでしょう。

ここから先は

1,606字
動画説明は書籍版と別のものです。写真は、書籍版にないものも掲載しています。書籍版への追加は、随時、更新する予定です。

『「超」AI整理法』(KADOKAWA、2019年6月)のnote版です。本文は基本的に書籍版と同一ですが、「超」メモ帳とアイディア製造工…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?