『指輪物語』(その2)ローハンの姫君エオウィン
『指輪物語』第2部は「二つの塔」。
第1部と第3部では、ドラマチックな物語が展開するのに対して、第2部ではあまり大きな動きがない。
しかし、ここでヒロインが登場する。ローハンの姫君エオウィン(ミランダ・オットー)だ。
原作でも映画でも、一番魅力的なのは、エオウィンだ。彼女が物語全体の主人公だといってもよいだろう。
大河アンドゥインのラウロスの滝の前で、旅の一行はオーク(魔法使いサウロンの手下である怪物)の襲撃にあう。その後、一行は2手に分かれ、フロドとサムワイズは